最初のクエスト
「……んで、ここが図書室。クエストとかここで受けなきゃできないからな」
「なるほど。こいつぁ、どこの学校も一緒だな」
プリシアナ学院に転入した俺、アユミは隣の席のセレスティア、ブロッサムに案内させてもらいながら学院の説明を受けていた。
現在図書室の目の前だ。
「……ああ。そういや、転入生用のクエストが用意されてたな。……受けるか?」
「受けなきゃなんないんなら受ける」
単位取れなきゃ意味ねぇしな。
こくりと頷きながら、俺は図書室の扉を開けた。
「……おや、ブロッサム。こんにちは」
「あ、ああ。フリージア」
図書室に入ると、眼鏡をかけたエルフがブロッサムに話しかけてきた。どうやら知り合いらしいな。
……つかこいつ。絵に描いたような知的眼鏡系キャラだよな、うん←
「フリージア。転入生用のクエストって、もう出てたよな?」
「ええ。……もしかしてそちらが……」
「転入生のアユミ。よろしくな。えっ……と、フリージア、?」
「はい。フリージア=スノーといいます。図書委員をしていますので、受けたいクエストがありましたら、私に報告してください」
自己紹介をすると、フリージアから一枚の用紙をもらった。
クエストの内容だな。
「新入生歓迎クエストですね。これはプリシアナ学院に入った生徒が必ず最初に受けるクエストです」
「冒険がどんなものか知る、オリエンテーリング的なものか?」
「まあ、そう言った感じです。詳しい話は職員室のグラジオラス先生から伺ってください」
フリージアは優雅に一礼をすると、そのまま本の整理に戻っていった。
残された俺は、ブロッサムと互いに顔を見合わせる。
「なるほど。こいつぁ、どこの学校も一緒だな」
プリシアナ学院に転入した俺、アユミは隣の席のセレスティア、ブロッサムに案内させてもらいながら学院の説明を受けていた。
現在図書室の目の前だ。
「……ああ。そういや、転入生用のクエストが用意されてたな。……受けるか?」
「受けなきゃなんないんなら受ける」
単位取れなきゃ意味ねぇしな。
こくりと頷きながら、俺は図書室の扉を開けた。
「……おや、ブロッサム。こんにちは」
「あ、ああ。フリージア」
図書室に入ると、眼鏡をかけたエルフがブロッサムに話しかけてきた。どうやら知り合いらしいな。
……つかこいつ。絵に描いたような知的眼鏡系キャラだよな、うん←
「フリージア。転入生用のクエストって、もう出てたよな?」
「ええ。……もしかしてそちらが……」
「転入生のアユミ。よろしくな。えっ……と、フリージア、?」
「はい。フリージア=スノーといいます。図書委員をしていますので、受けたいクエストがありましたら、私に報告してください」
自己紹介をすると、フリージアから一枚の用紙をもらった。
クエストの内容だな。
「新入生歓迎クエストですね。これはプリシアナ学院に入った生徒が必ず最初に受けるクエストです」
「冒険がどんなものか知る、オリエンテーリング的なものか?」
「まあ、そう言った感じです。詳しい話は職員室のグラジオラス先生から伺ってください」
フリージアは優雅に一礼をすると、そのまま本の整理に戻っていった。
残された俺は、ブロッサムと互いに顔を見合わせる。