ストレンジ体験記(人物)

片町燈(かたまち あかり)

16歳の高校2年生。誕生日は3/31。

現実主義者で理系女子の高校生。
一見すると何でも引き受ける優しい少女だが、実際のところは何事も断れない八方美人であり、心の中では毒づいていることが多い。
夏休みのある日、親同士の取り決めに巻きこまれる形で近所に住む望月瑠璃奈の家に滞在することになる。
ルリに強制的に連れてこられた夢空間でストラに出会い、うっかり彼を連れ帰ってしまったため、責任を感じてストラを帰すため奮闘することになる。
本人は小さな子供が苦手なのだが、どういうわけかルリやストラには懐かれてしまう。
はじめのうちはトラブルばかり引き起こすストラを嫌って邪険にしていたが、あることをきっかけに改心し、彼のことを理解しようと努めはじめる。

5章までのネタバレ

家族は両親と兄。父親は単身赴任中で兄は米国在住。そのため現在は母とふたりで暮らしている。
成績は悪くないが、極めて優秀だった兄に比べると格段に劣るため自信を喪失しており、あまり自己肯定感が高くない。また、兄に負けた過去を恥だと考えており、兄のことが極めて苦手。


すべてのネタバレ

兄へのコンプレックスから無意識に自分を偽る癖があり、人づきあいに疲れやすい。また、中学生の頃はバレーボール部に所属していたが、部活内で人間トラブルに巻き込まれたことをきっかけに辞め、それ以降は他人と距離をおくようになってしまう。(体育会系の人間を極端に嫌うのはそのため)
そのためルリやストラとも距離をおいて接していたが、ストラとの別れを通してそれが間違いだったことに気づく。
ストラと過ごした時間を通して自らの見識の狭さを自覚し、新しい世界を受け入れて学ぶ覚悟を決め、ルリから「魔女の従者」の証である腕輪を受け取る。
ストラのルーツである「遠也」を知るためにたびたび神崎家を訪問している。遥のことは相変わらず苦手だが、久美子とは仲良くしている。
ルリという友人、「ストラを知る者」「魔女の従者」という唯一無二の立場を得たことで自分に自信を持てるようになった。
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