ストレンジ体験記(人物)

神崎遥(かんざき はるか)

高校2年生の男子。片町燈のクラスメイトで隣の席に座っている。
サッカー部所属で、誰にでも声をかける明るい性格。基本は真面目だが、定期的に遅刻をしたり忘れ物をしたりするなど、少し抜けているところがある。
絵に描いたような体育会系であり、あかりには嫌われている。
なぜかラピスラズリの木が示した「ヒント」の先に現れた。

5章までのネタバレ

ラピスラズリの木が作成した「夢」に強制的に引きずりこまれ、あかり・ルリ・ストラと出会う。
夢空間のことはまったく理解せず、また信じることもなく、ルリの説明はハナから否定している。また、ストラについては気味悪く思っており、彼の翼については「気持ち悪い」と罵倒している。


すべてのネタバレ

部活動をしている最中に突然夢に引きずりこまれたため、周囲から熱中症と判断されて救急搬送されている。
目覚めたあと、ストラが亡き弟「遠也(とおや)」である可能性を考えはじめ、あかりを呼びだして遠也の話をする。
遠也の存在は母親に口止めされており、家族以外の人間は遥に弟がいたことすら知らない。
なお、彼とストラ(遠也)の顔はそっくりである。

彼の母親、神崎久美子(くみこ)は千草を崇拝しており、定期的に通っている。遥と父親は遠也を亡くしてからオカルトやスピリチュアルの話をするようになった母親を疎ましく思っており、家庭内では喧嘩が頻発していた。
母親があかり・ルリと知りあったことで親子仲が改善されたため、ふたりには感謝しており、新学期以降は学校でもあかりによく話しかけている。
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