放課後のお姫様
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「…」
侑「何?」
ソファで本を読んでる侑士が、視線だけあたしに向けた
「侑士って…モテるん?」
侑「は?」
「今日、氷帝の女子が騒いでた」
電車の中で
侑「氷帝の女子が?」
「うん。忍足君って素敵よねぇ!とかクール!とかなんたらかんたら…」
これのどこがクールなん?
侑「へぇ」
侑士は興味なさ気や
「聞いてんの!」
侑「聞いとるやん」
「もう、いいや。謙也に電話しよ」
侑「何でやねん!聞いてるって!」
立ち上がったら、腕掴まれた
「もういいよ。謙也に電話すんねんから、放して」
侑「せんでええよ」
「何で?」
電話したいねん
謙也とこの侑士のモテ問題について語りあいたいねん
侑「あんなんに電話するなんか、時間の無駄や」
いつもしてるヤツが言うセリフか?
「はぁ」
侑士の隣に腰掛けて、もたれる
「何で侑士がモテんねん…」
あたしはちっともモテへんのに!
侑「俺は別にそんなん興味ないわ」
「モテてるからそんな事言えんねん」
体を侑士の方に倒す
侑「ちょ、なんやの?」
「…わっからんわぁ」
下から侑士の顔をガン見するけど、わからん
「男前さなら、謙也の方が…」
侑「それはない!」
「何でよ?謙也、可愛い顔してんで?」
侑「あれのどこが可愛いねん。俺の方が可愛いわ」
「いや、それこそないな」
侑「ま、リリが1番可愛いで?チュウしたろか?」
侑士の顔が迫ってきた
「キモい!」
のを、アッパーで回避
「なんやねん、お前は!」
立ち上がると、リビングを後にした
侑士がモテる問題に関しては、蓮二に聞こうと思う
とりあえず、侑士キモいって事を謙也と分かち合うために、謙也に電話や!
忍足姉弟