放課後のお姫様
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あ!白石君や!」
白石君が記者さんと何やら話してる
と、言うかサプリメントを渡してた
「白石君、おはよう」
蔵「リリちゃん!リリちゃんも今から朝食なん?」
「うん。ご一緒したもいいですか?」
ユキ「もちろん」
「ありがとうございます。その、サプリメント何ですか?」
ユキ「ん?これ?これは白石君が私の肌に気遣ってくれたの」
「肌?あ!美肌になれるとか!?」
蔵「まぁ、そんなとこやな」
「いいね!私も肌綺麗になりたい!」
蔵「リリちゃん綺麗やない?」
ユキ「うん、キメも細いし、色も白くて綺麗よね。若いって羨ましいわ」
「そうですか?」
蔵「そやで。それにそのメニュー」
「メニュー?」
蔵「野菜嫌いのリリちゃんにとってはええバランスのメニューやし、肌にもええ」
ユキ「野菜嫌いなの?」
「はい」
蔵「無駄のないええメニューやで」
「蓮二が朝とお昼のメニュー決めてんねん」
ユキ「えぇ?!」
蔵「さすが柳君やな」
「うるさいねんで?夜は好きなの食べていいんやけど、毎食こうして写メ撮って蓮二に送らなあかんし」
ユキ「毎食?」
「はい。それで次の日のメニュー決めてくれてるんですよ」
蔵「リリちゃん、もしかしてちょっとふっくらしたんちゃう?」
「?!」
ユキ「しっ白石君!」
「そんなに!そんなに太りましたか?!お姉さん!私太ってますか?!」
記者さんの手をとる
ユキ「い、いや…充分華奢だと思うけど…」
「みんなに太った太ったって…」
蔵「あ、いや!リリちゃん!ええって!今もじゅーぶんっ可愛いし!な!記者さん!」
ユキ「う、うん!そうだよ!可愛いよ!」
「………気を遣わせてすみません。筋トレしてくる!」
ご飯を無言で食すと、早々に席を立った
蔵「リリちゃん!行ってもうた…」
ユキ「可愛らしい子だね…」
蔵「そうですね。俺は今の方がええんやけどなぁ」
ユキ「…」
小「蔵リンがなぁ」
「うん!あの人、跡部チームの記者やのに赤也とか、白石君とも絡んでた」
小「うーん…怪しい」
「怪しい?」
小「ユウ君に聞いたんやけどな」
「うん」
小「さっき、テニスコートから蔵リンがぁ、あの記者さんお姫様だっこしてるの見たんやて」
「お姫様だっこ?!」
思わずテーブルに勢いよく手を置いてしまった
小「落ち着きなさいよ、恥ずかしい」
「あ、あははは」
みんなに注目されて、恥ずかしくなって、席についた
小「うちの蔵リンにそないなことしてもらうやなんて、あの記者さんやると思わへん?」
「う、うん。こないだブン太の散歩にもついて来たってゆーてた」
小「なんやて?!」
「え?」
小「リリちゃん、そんなんされてヘーキなん?」
「別に。たまたま街に買い出しあるから行こうとしたら出くわしてついて来たんやって。で、公園で犬と遊んで帰ってきたらしい」
小「それ、デートやない?」
「デート?!え?デート?!」
小「ちゃうん?」
「デート…な、なぁ小春ちゃん」
小「なんやの?」
「デートってさ、何すんの?」
小「は?」
「い、いや!男女2人で出かけるのがデートなん?」
小「うーん、そやなぁ…まぁ場合によるんやない?」
「場合…」