放課後のお姫様
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あ、赤也や!
「あの人…昨日の記者の。何で赤也といるんやろ?」
切「そこに転がってるスポーツドリンクはアンタの?」
ユキ「え?あ~…う、うん」
切「買ったばかりのやつ、落としちゃった感じ?」
ユキ「うん…。ひと口しか飲んでないよ…」
切「…」
ユキ「でも、いいよ。もう一度買い直すから」
切「あー、ちょっと待って」
赤也はそう言ってお金を差し出す
何してんのや?あの子は…
記者の人も案の定驚いてる
切「まぁまぁ、俺だってちょっとは責任感じてるんス。だから受け取って下さいよ。そうしてもらえると俺も気が楽になるしさ」
ユキ「き、切原君がそう言うなら…」
もしかして、赤也がぶつかってあのドリンク落としたんかな?
切「んじゃ、俺急いでるんで」
ユキ「あ…うん。ありがとう、切原君」
赤也はその場を離れた
記者さんはもらったお金を自販機へ
が、お金は何回入れても戻って来る
「赤也のやつ…」
桑「なぁ、記者さん。さっきから何してんだ?」
ユキ「あ、ジャッカル君…」
「赤也~」
切「?!げ、リリ先輩?!」
自販機から見えへんように隠れてた赤也に近づく
「ゲーセンのコイン渡すって、何してんのよ」
切「だって…見て下さいよ。アレ」
赤也は隠れてた所から出てきた
切「あははは!言われるまで気づかないって、鈍感すぎない!?」
ユキ「こ、この声…」
切「いやぁ、面白いもん見せてもらったぜ!」
ユキ「きっ切原君!あなた騙したのね!?」
切「引っかかる方が悪いぜっ!」
ユキ「なっ…あ!ちょっと!切原君!」
赤也はそう言って走って逃げ出した
それを追いかける記者さん
「子供か…」