放課後のお姫様
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「あの人らか」
若い女の人達が施設内をウロウロしてる
そして、あたしもウロウロ中
「あ!あれは!あの女性は白石君担当なんか!これは!盗み聞きチャーンスッ!」
丸「盗み聞きはマズイだろぃ」
「ん?ブン太」
後ろを振り返るとブン太が呆れた顔をして立ってた
「何で盗み聞きってわかったん!」
丸「声に出してたっつーの」
「え?マジ?危な!」
丸「たくっ、何やってんだよ」
「つい…てか、ブン太は?取材は?」
丸「ん?あぁ、終わったぜ」
「そっか。何話たん?」
丸「別に、色々。質問に答えただけ」
「その質問を聞いてるんやん!」
丸「テニスの事からプライベートな事までだよ。たくっ、跡部もこんな時期に何考えてんだよ」
「誰が1位なると思う?」
丸「さぁな。さっき比呂士も言ってたけど、メリットがねぇよなぁ」
「メリット?」
丸「そ。仁王や真田も興味ないみたいだしな」
「確かに…考えてみたら、ウチはみんな興味なさそう」
丸「だろぃ?そーいや、財前もめんどうって取材断ろうとして白石に怒られてたしな」
あぁ…光はそやろな
「跡部、ほんま何考えてんねやろな」
丸「考えても無駄だろぃ」
そうやねんけど…
丸「こんなのにノリノリなのは当の本人くらいなんじゃね?」
「まぁ…跡部はノリノリやろ。跡部やし」
丸「んじゃあ。俺は練習してくっかな」
「え?休憩は?」
丸「終わった。取材してたからな」
「な、なんやと!?」
こ、これは!これはピンチ!
みんなの休憩時間は取材にあてられるの?!
あたしの貴重な情報収集時間が!
「いや、待てよ…」
候補じゃない人は暇なわけやろ?
つまり!
「観月君とか!観月君とか!観月君にお近づきになれるチャーンスっ!」