俺のマドンナ
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友達…親友?
親友…か。
親友の姉貴。
最初はただ
それだけだった。
いつからだろう
部活の後、帰るのは自分の家じゃなくて
侑士の家になったのは
侑「今日も来んの?」
部活後、着替えてたら侑士が声をかけてきた
向「んー…うん!」
侑「ほな、オカンに晩飯用意するように言うとくわ」
侑士は携帯電話を片手にロッカーから離れた
向「よろしく〜」
宍「何だ、お前。まだおじさんと喧嘩してんのか?」
向「うるせーよ」
宍「よく飽きねぇな」
呆れたように言う亮は無視して、俺は早々と着替えた
向「おっじゃましまーす!」
侑「ただいまー」
「侑ちゃん、おかえりなさい。お母さん、お父さんと出掛けて来るから。向日君、よろしくね」
侑士のかあちゃんはそう言って俺たちと入れ違いで出て言った
侑「何で岳人によろしくやねん。普通俺にやろ…」
向「拗ねんなよ」
侑「拗ねてへんわ!」
向「さっさと飯食おうぜ!」
侑「誰の家やねん」
向「腹へった」
侑「はいはい」
俺たちが飯を食い終わった頃、リビングのドアが開いた
「やっぱり!」
開口一番、アイツは笑顔で言った
侑「おかえり。やっぱりって何やねん」
「ただいま。今日も絶対がっ君来てるってブン太達に言っててん!」
アイツは嬉しそうに言う
侑「また、丸井の話か」
「別にブン太の話してへんやん!精市とかにもゆーてたんやから!で、蓮二とあたしだけ今日もがっ君は家に居る方に賭けたわけ!」
俺を賭けにしてんかよ?!
「みんなにメールしな!がっ君!」
向「ん?」
アイツの方を見ると、パシャっという音がした
向「お前!何撮ってんだよ!」
「証拠写真やん!」
アイツは満足気に携帯の画面を見せてきた
侑「岳人だけ撮って、証拠になるんか?いつ撮ったかもわからんやん」
「あ、そっか!がっ君、こっちこっち!ほら、侑士撮って!」
侑「俺かて写りたいわ」
とか言いながらも、侑士は携帯を受け取った
侑「ほな、撮るでー」
何で俺はこいつとツーショットなんて撮ってんだよ…
真横にある顔を見る
侑士とは違って白い、小さい、なんかいい匂いする…
「ありがと!あ!がっ君!こないだ持って来てくれたゲーム超面白かった!」
向「ん?あ、あぁ!だから言っただろ!」
「うん!でも難しくてさー」
侑「岳人にやってもろたら?」
「そやな!がっ君、して!侑士めっちゃ下手くそで役立たへんねん」
侑「なっ」
向「ま、侑士だからなぁ」
侑「俺やからなんやねん!」
「そうそう、侑士やからな!」
侑「なんやねん!2人して!」
いつも俺とアイツは2人で深夜までゲームする
侑士は読書とか言ってだいたい、さっさと部屋に戻る
なんてゆーか、女子って結構面倒臭いとこあんのに、アイツは全然そんなところなくて一緒に居て楽
ノリが良いし
楽しい
もっと一緒に居たいと思っちまう
親友の姉貴から
気になる女子に変わった
侑士に言うのは
まだまだ時間がかかりそうだ。
first loveー向日岳人ー