俺のマドンナ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
長かった
この4ヶ月は
今まで生きてきて
一番長かった
やっとや
やっと会える
やっと
俺の愛しい姫さんに
会える
マドンナ帰国
侑「何でお前がおるんや」
隣に座るスピードバカな従兄弟に嫌悪感を隠さずに言う
謙「はぁ?!当たり前やろが!俺がどんなけこの日を待ってたと思うねん!」
侑 「お前、明日部活やろ?合宿でも会えるやろ」
謙 「合宿はまだ先やろ!」
こいつはほんま…
昔からそうや
昔からそうや
俺の邪魔ばっかりしてくる
侑 「自分、えぇ加減リリ離れした方がええで」
謙 「それはお前やろ」
侑 「はぁ?俺はお前と違って彼女おるわ」
謙 「それや!」
立ち上って俺に指をさす
侑「人に指さしたあかんて教わらへんかったん?」
謙「お前はリリ、リリゆーてるくせに、ちゃっかり彼女作って…まぁ、お前と違って俺はイトコや!!」
侑「だから?」
謙「イトコは結婚できるんや!!」
勝ち誇ったように言うこのアホに盛大なため息がでる
侑「リリからしたら俺もお前も兄弟みたいなもんや」
謙「お前と一緒にすんなや!!」
侑「謙也、女の子紹介したろか?」
謙「俺はお前よりはモテとるっちゅーねん!」
侑「ないな」
謙「いーや!お前よりモテとるわ!!」
侑「ほな、今年のバレンタイン何個チョコもろてん」
謙「今年?何個やったやろ…」
侑「思い出されへんくらいもらってへんねやろ」
謙「多すぎてわからんのじゃ!!」
侑「ほな、来年勝負しよか?」
謙「望むところや!」
翔「二人とも、ほんまガキやな。付き合ってられへんわ」
謙也の弟の翔太はため息をつくと席から立ち上がった
俺と謙也の言い合いはリリが来るまで続いた
感動的な再会になるはずがリリを一番に迎えたのは翔太やった
マドンナの帰国