｢あ…｣

桑｢どうしたんだ？ブン太を狙った木手のボールが、君島にあたったぞ？｣

凛｢永四郎がハブを打ち損じる事なんて100%ありえん｣

謙｢て、ことは…｣

甲｢ワザと狙ってやったんばよ｣

越｢そーいうこと…｣

君島｢交渉決裂…と、捉えていいんだね｣

木｢言ったでしょ。私は強い方につくと｣

いや、そもそもそのモットーが不明やから！
しかも、ブン太のが強いに決まってるやん！

不｢ネット際で全ての打球を打ち返す、ブン太君のワンダーキャッスル｣

幸｢例えロブで丸井の頭上を越えたとしても、木手の大ハブの餌食となる｣

『ゲーム2軍 2-2！！』

芥｢完璧だＣ！！｣

桃｢理想のダブルス復活だぁー！｣

｢私は根に持つタイプやけどな！｣

侑｢素直やないなぁ｣

甲｢このセット！とうとう追いついたぜ！｣

｢やった！やった！｣

切｢いけるっスよ！璃梨先輩！｣

赤也と手を取り合って喜ぶ

遠野｢処刑法其の九！八つ裂き｣

丸｢？！｣

｢ブン太！｣

遠野がラケットをブン太目掛けて飛ばした

｢ブン太！ブン太！｣

倒れたブン太に駆け寄る

今度は1番に！

丸｢イッテェ…｣

救護の人に包帯を巻かれるブン太

｢大丈夫？｣

丸｢なんつー顔してんだよぃ｣

おデコをコツンとされる

｢だって…｣

桑｢大丈夫か？ブン太｣

ジャッカルも声をかけに来た

丸｢へへっ｣

ブン太は親指を立てて、ニヤッとした