U-17合宿編
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湯船につかって、頭を整理するはすが、全然。
ヤバイ、ヤバイ
胸のドキドキがおさまらへん…
「何なん?何で?」
何で白石君が…
「……」
ドキドキが痛さに変わる
涙が出てきた
ブクブクブクっと音を立ててお湯の中に沈む
このまま、クラゲのようにお湯の中でフワフワしてたい
何も考えずにフワンフワンしてたい!
「プハッ…ハァッハァッ、死ぬ!」
苦しくなって即、頭を出す私
クラゲにはなれねーな、なれねーよ
「…」
指で唇を触ってみる
熱をもってるみたいにあつい
いや、そもそもお風呂の中やし、熱いに決まってる!
「私…白石君と…」
チュウしちゃった!!きゃー!
もう一度、湯船に潜った
しばらく、お湯の中でバタバタして顔を出せば、タイルの上に花びらが…
「あ…」
せっかくのバラ風呂
ほとんど、花びらが残ってなかった
「って!ゆーか!ブン太というスペシャルな彼氏がいながら他のメンズに唇を許してしまうなんて!」
反省!反省やわ!
でも、相手はあの、白石君!
憧れの!あの、白石君!
「何で…なん…」
いや、白石君の気持ちは知ってたやん
言われてたやん
やのに、無神経に私は白石君と仲良くしたくて、ほんまは傷つけてたんかもしれん
「あたし、最低やな」
白石君だけじゃないよな
赤也だってそうや
みんな、何もなかったみたいに接してくれるから、調子乗ってた
ほんま、最低すぎる
こんな最低な私、いいひん方がマシやわ
消えてしまいたい
視界が滲む