U-17合宿編
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ブン太、どこにいるんやろ…
「あ!」
テニスコートの前のベンチにブン太発見!
「見ぃーつけたっ!」
後ろからばっと飛び出たのに、ブン太はチラっとこっちを見ただけで、すぐに前を向いた
「ブン太」
正面に回ってブン太の顔を見る
「怒ってる?」
丸「…」
「驚かせたかってん、ごめん」
頭を下げたけど、ブン太は無視
「我慢しててんで!なぁ、ブン太!」
あかん、相当怒ってるな
「ブン太、ただいま」
丸「…」
「ただいま!」
大きい声で言うと眉をしかめられた
けど、やっと顔を見てくれた
「ただいま!」
もう一回言うとブン太に抱きついた
丸「わっ」
バランスを崩しかけたブン太にギュッと抱きつく
「うぅ…ブン太…ブン太…」
丸「たくっ、何泣いてんだよ」
「ブン太やぁ」
久々のブン太
声も甘い匂いも…
あたし、ほんまに帰って来たんや
ブン太に触れてやっと実感する
日本に、みんなのとこに
帰って来たんやって
丸「俺は怒ってんだからな」
「うん、うん」
丸「わかってんのかよぃ」
と、言いつつもギュッとしてくれるブン太
「ブン太、ただいま」
再び言うと、さらにギュッとして
丸「おかえり、リリ」
って返してくれた
から、さらに涙が出てきた
「ほんでな、クラウザー君と写真撮ってな」
自慢気に携帯を見せる
丸「変わんねぇな」
呆れながらも笑うブン太にピッタリくっついて笑顔になる
「徳川さんも写真撮ってくれへんかなぁ」
丸「徳川さん?」
「ほら、1番コートの!」
丸「あぁ。ありゃ無理だろ?」
「無理じゃないもん!絶対撮るんやから!」
丸「怒られても知らねぇからな」
「大丈夫!当たっても当たっても砕ける気ないもん!イケメンに罵られるのなんて蚊に刺されるレベルやわ!」
丸「なんだ、その例え」
「わかるやろ?」
丸「わかんねぇ」
「寒いな」
かれこれ30分ここで他愛もない話をしてる
合宿所は山の中
夜は気温がグンッと下がる
身震いすると、肩に羽織ってた白石君のジャージを着た
丸「それ…」
「あ、外に探しに来る前に白石君が寒いからって貸してくれてん!」
丸「ほんと、リリはリリだな」
は?
「どゆこと?」
丸「いんや。ほら、戻ろうぜ」
立ち上がったブン太が手を差し出してくれた
「うん!」
嬉しくてニヤニヤしながら手をとると、ヘラヘラしすぎって、小突かれた