恐怖のディナータイムを終え、ブン太を探すべく！合宿所を駆け回ってます！

｢どこにいんのよ！…あれ？｣

雪の中、コートにいる人発見！

走ってコートに向かう

｢風邪引くで？｣

蔵｢ん？｣

傘を白石君の頭上まで上げる

蔵｢リリちゃん｣

振り向いて、私と確認すると、笑顔になる白石君

｢1人で外練？｣

蔵｢そやねん。室内コートいっぱいおったから｣

なるほど

｢でも、風邪ひくやん｣

蔵｢大丈夫やで。ありがとうな｣

あぁ、この人はほんまに男前…
胸キュンキュンですわ！

｢あ、そや！白石君、傘もって！｣

蔵｢ん？｣

傘を白石君に持ってもらうと、ミサンガを取り出す

｢これ、作ってん！着けていい？｣

蔵｢う、うん。くれんの？｣

｢そやで！ちょっと待ってや｣

白石君の腕にミサンガを結ぶ

蔵｢四天宝寺のユニフォームの色？｣

｢うん！はい！できた！｣

結び終えた私は笑顔で白石君を見ると、突然唇を塞がれた

｢？！｣

蔵｢あ…｣

な、何？何が…何？

｢え…えっと…｣

蔵｢あの、その…｣

｢じゃ、邪魔してごめん！｣

蔵｢ちょ、リリちゃん！｣

混乱した私は白石君の呼び声も無視して部屋へ猛ダッシュした