U-17合宿編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
切「今、なんつったぁぁぁ!」
「赤也!アカン!」
蔵「切原君!アカン!落ち着き!」
白石君が赤也の肩を掴もうとしたら、赤也は振り払った
切「取り消せ!今のクソ発言!」
蔵「切原君!柳君がどんな気持ちできみをっ」
「あわわわ」
赤也、悪魔化
切「うるせぇーんだよぉ!」
「赤也ー!」
赤也がラケットを松平に向かって振り落とした
松平「ひぃぃ」
ガンっ
「?!」
それを、白石君が左腕で受けた
切「あ…あ…」
蔵「松平さんの言う通りや、切原君!きみは一体何をしにここに来てるんや!喧嘩するためか?違うやろ!」
白石君が凄い剣幕で言ってる
「腕、腕…」
蔵「テニスをしにここに来てるんやろ!」
切「?!」
蔵「頭冷やして、よう思いだしや!」
切「…」
蔵「テニスの高みを目指すんと違うんか!」
赤也はラケットを落とした
切「す、すまねぇ…」
「よかった…じゃ、なくて!腕!腕!」
丸「ほーんと、お前は騒がしいな。ちったー、静かにしろぃ」
キッとブン太を睨むと目線をそらされた
「?!」
白石君が包帯をほどいた
切「白石さん、その腕は…」
白石君の腕には金のガントレット
「な、何あれ…」
それを外し、審判台の下に置いた
蔵「みんなワカメって言うけど、その髪型めっちゃイカしてるわ」
ラケットをブンブン振りながら赤也を褒める白石君
蔵「かっこええで、切原君。後で切原君の美容室、紹介してな」
切「え?」
やだ!白石君までモジャモジャになったら!
丸「何て顔してんだよぃ」
幸「リリはわかりやすいなぁ。大丈夫だよ」
精市はクスクス笑う
蔵「さぁ!反撃しよな、切原君!」
切「ウィッス!!」
白石君の球はさっきとは段違いに速くなってる
「凄い!凄い!勝てる!勝てる!」
同点になった2人
「赤也は褒めて伸びる子やったんやわ!」
幸「ん…」
「きゃー!赤也が!赤也が!」
若旦那が赤也にボールをぶつけた
「うわぉぁぁぁ!」
今度は松平!
「ひゃぁっフガッ」
幸「リリ、少し黙ろうか」
ゆっきーが手のひらで口を塞いだ
その顔が神妙で、頷いた
本当ならあたし達が止めるべきやった事を…
みんな、わかってたのに…
切「ヒャヒャヒャヒャッ」
?!赤也…
切「あんま、調子乗ってっと、アンタ潰すよ」
「あれ?悪魔化したのに…」
幸「?!」
正気を保ってる
蔵「無駄多すぎやで、先輩方」
『ゲームセット ウォンバイ白石・切原 6-4』
切「よっしゃ!3番コートに勝ったぜ!!」
「赤也…」
精市を見ると、優しい笑顔で赤也を見つめてた
「あれ?3人とも行くの?」
丸「あぁ」
比「リリさんは切原君の所へ。褒めてあげて下さい」
幸「そうだね。それじゃあ、行こうか」
「行ってらっしゃい」