U-17合宿編
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あれから、長太郎はどんな時もラケットをずっと持って、ブン太に言われた通りにしてる
侑士とお昼にカレーを食べてる時にスプーンを落としたらしい
「チョタ、腱鞘炎とか大丈夫やろか」
幸「大丈夫なんじゃない?それより、口のとこについてるよ」
チョコレートのソースがついてたらしく、精市の指で拭われた
はずい…よく、してまうけどはずい…
幸「そういえば、シャッフルマッチ。鳳君、今日も6番コートじゃなかったかな」
「そうなん?!行ってこな!」
幸「リリ、蓮二のノート忘れてる」
「あぁ!大事なノートを!ありがとう!じゃあ!」
テーブルのノートを掴むと、コートに向かった
蓮二のノートは、この合宿所を出て行く時に、蓮二が置いていった
あたしの部屋のテーブルにノートと筆ペンが置いてあって、みんなの生活を記すようにと書いてあった
12冊も…
丸「試合、出るのか?」
鳳「はい!アトバイス、ありがとうございました!おかげで自信がつきました!」
ブン太と長太郎や!
丸「見せてみろぃ」
ブン太はチョタのラケットを持つ
ラケットのグリップテープがボロボロになってる
丸「試合のために、大事にとっておかれるより。こうして練習でズタボロになるまで使われた方が、宍戸も喜ぶぜ」
ブン太は満足気な笑みで、長太郎にラケットを返した
鳳「あ…」
丸「ほーらよ。これ使え」
グリップテープ?
鳳「でも…」
丸「ジャッカルの忘れもんだ」
鳳「……ありがとうございます」
長太郎は深々とお辞儀すると、コートに走って行った
「見ぃーちゃったっ!」
丸「うわっ」
背後から声をかけると、驚いたらしく膨らましてたガムが破れた
「赤也がヤキモチやくで」
丸「ねぇよ」
「そう?」
丸「行くぞ」
「はーい!チョタ応援しなな!」
長太郎は6番コートに昇格した
「ヤッター!」
ブン太も嬉しそうや
跡「鳳が世話になったな」
前で見てた跡部が振り返った
丸「べーつにぃっ」
ブン太はそれだけ言うとコートを後にした
「ちょ、ブン太!置いてかんといてよ!」
最近、すぐ置いてくんやから!