U-17合宿編
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「あれ?また長太郎、6番コートで試合?」
切「負けたって言ってましたよね?」
「うん。でも、リリの中ではチョタのK.O勝ち!」
親指を立ててウインクする
切「それ、テニスじゃないっスよね」
「うん!顔面選手権!」
切「リリ先輩…そのうち本当に丸井先輩に別れられますよ?ま、別れてくれた方がいいっスけど」
「別れへんてば!な、ブン太!」
丸「…」
芥「丸井くーん!」
丸「ん?」
芥「今日、試合はあるの?」
丸「俺は今日は試合ねぇよ。…鳳は?一緒じゃねぇのか?」
芥「あぁ!あいつなら、試合辞退して屋内練習所で自主練だって!今やっても負けるだけだからってさ!」
丸「そっか…」
「ブン太?」
どしたんやろ…
切「リリ先輩、行きますよ!」
「え?あ、うん!」
いたいた!ブン太発見!長太郎と一緒や!
丸「すっかりビビって試合放棄か?」
?!
鳳「そんなんじゃ…」
ブン太の言葉に長太郎は眉をしかめた
丸「いいか、1日に数百回。いや、数千回。ラケットのグリップを握っては離し、握っては離しを繰り返すんだ」
鳳「え?」
丸「そうやって、握力をアップさせりゃ、もうラケットを弾かれることもないだろぃ。じゃーな」
それだけ言うと去って行ったブン太
鳳「握力…」
長太郎は自分の手のひらを見つめた