U-17合宿編
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「はぁ…」
丸「こっちまであいつの声、聞こえてたぜ」
ガックリ項垂れるあたしに呆れ顔のブン太
謙也が離れへんくて、ブン太とジャッカルの試合が観れへんかった
「ほんま、ほんっまないわ!謙也のヤツ!」
丸「まぁ、いいんじゃね?俺の天才的プレーはまだ観れるだろぃ?」
「そりゃ、そうやけど…」
丸「ほら、柳と赤也の試合、始まるぜ」
「あ、うん!」
丸「こっからが、大変だな」
?
ブン太のその言葉の意味がわかるのに、時間はかからへんかった
切「俺は…幸村部長、真田副部長、そしてアンタの3人の化物を倒して、立海のNo.1になると決めたんスよ」
しゃがんでた赤也がフラフラと立ち上がった
切「アンタらはもう、卒業しちまう。時間がねぇ…そのためには…」
「あ、赤也が悪魔化する」
丸「だろうな」
切「そのためには!手段は選ばねぇ!」
怖い、怖いよ赤也…
丸「ナックルサーブか」
切「赤く染まって下さいよぉー!」
悪魔化した赤也のナックルサーブもなんなく蓮二は打ち返した
切「な、な」
蓮「なんでだよ…と、お前は言う」
赤也…耐えような
「マッチポイントや」
蓮「審判」
蓮二が手を挙げる
蓮「この柳蓮二、棄権する」
切「?!」
コートの周りのギャラリー達が唖然としてる
中、蓮二は踵を返し、コートから出る
切「ふざけないで下さいよ!俺はまだこれからっス!」
赤也が叫ぶ
蓮「そうだ、お前はこれからだ」
切「?!」
蓮「この合宿は、お前が残れ」
切「なっ?!…くっ!」
赤也がラケットを地面に叩きつけようとした
「赤也」
蓮「更なる高みへ昇ってこい」
切「高みに行きゃあ、いいんだろ……行ってやらぁ!」