合宿所では各自で洗濯しなあかんねんけど、侑士と謙也の洗濯物を回収してる私

｢あ、金ちゃんのもしてあげよ｣

この部屋は確かリョーマ君もいたな

ノックをしても無反応

｢金ちゃーん？｣

ドアをあけると、金ちゃんが眉間に皺を寄せて難しい顔をしてた

他の人たちはいいひんみたいや

｢金ちゃん？｣

遠｢あ！ねぇちゃん！｣

金ちゃんはあたしに気づくと笑顔になった

｢何してたん？｣

本を持ってる金ちゃん

遠｢漫画読んでたんや！｣

眩しいほどの笑顔！可愛いよう！

｢へぇ！面白いの？｣

遠｢うん！めっちゃおもろいで！それよりねぇちゃん、どないしたん？｣

｢あ、そや。金ちゃん洗濯物は？｣

遠｢洗濯物？｣

｢今から洗濯するから金ちゃんのもしてあげようと思って｣

遠｢ねぇちゃん！おおきに！でも、ワイの洗濯物はさっき白石が持って行ってしもた｣

え？白石君が？

｢そうなん？｣

遠｢うん！｣

｢そっか、さすが白石君…ほな、大丈夫やな｣

遠｢大丈夫？｣

｢うん。じゃあ、また後でね！洗濯してくるわ！｣

遠｢ねぇちゃん、おおきに！｣

金ちゃん可愛いわぁ！金ちゃんが弟ならなぁ！

切｢リリせんぱーい！｣

金ちゃんの部屋を出たら向かいの部屋の赤也がちょうど出てきた