切｢はぁ、はぁ｣

｢お疲れ！｣

切｢リリせんぱーい！｣

弦一郎はあたしに飛びつこうとした赤也の襟を掴むと不敵な顔をした

真｢赤也、まだ体力は残っているようだな｣

切｢ヒィッ！さ、真田副部長？！｣

途端に赤也の顔から血の気が引いた

｢がんばれ｣

苦笑いして連れられて行く赤也に手を振る

謙｢あいつは鬼か｣

謙也がげんなりした顔で隣に来た

｢鬼の副部長やからな｣

侑｢立海にはムチしかおらんのかいな｣

侑士まで来た

｢そんなことないで？｣

侑｢ほんまかいな？幸村は見かけによらず、真田以上やいうし…切原も可哀想やわ｣

謙｢確かに…うちも金ちゃんには甘いし｣

侑｢跡部は飴とムチの使い分け上手いしなぁ｣

｢た、確かに…で、でも！｣

幸｢心配には及ばないよ｣

｢精市？！｣

精市の声がして3人で一斉に振り返る

幸｢ウチには、リリがいるからね｣

精市がニッコリする

謙｢そ、そやった…｣

侑｢クソ、何でや！何でリリは立海なんや！｣

何やこいつら…

不｢幸村、ちょっといいかな｣

幸｢あぁ、構わないよ｣

謙｢あ、あの2人仲ええんか？｣

謙也が楽しそうに話す精市と不二君を指差した

｢さぁ？｣

あ、でも部屋一緒やったか

侑｢それより、リリ｣

｢ん？｣

侑｢丸井とは仲直りしたんか？｣

謙｢今日一緒におったし、したんやろ？｣

｢うん｣

侑士が心配してたとは…

｢そーいや、財前光こんかったんやな｣

謙｢ん？まぁ、あいつめんどーなん嫌いやからなぁ｣

会いたかったなぁ