U-17合宿編
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「何あのラケット…」
丸「あんなんで打てんのかよ」
コートにいる高校生
オニさんのラケットはガットが十字になってるだけやった
「貧乏なんかな…」
丸「なんだそれ?」
「経済面からあんな形に…んなわけないか。あ、精市!」
ベンチに座ってたあたしは後ろに精市と弦一郎、蓮二を見つけて駆け出した
幸「仁王とテニスしてたんだって?蓮二が面白いデータが取れたって言ってたよ」
「データとられてたんや」
レン「当然だ」
幸「ふふふ」
精市の横に並ぶと、大きい歓声が聞こえた
振り返ると、桃ちゃんがラケットを咥えてた
「あ…手首…」
手が震えてるのがわかる
ジャックナイフの打ち合い?
でも、桃ちゃんはすでにラケットを握れなさそうなほど手が震えてる
丸「ラケット握れねーんじゃ、勝ち目ねーだろい」
座ってたジャッカルとブン太も立ち上がって桃ちゃんを見だした
「あっ!」
桃ちゃんが身体ごと飛ばされる
大「も、桃ぉー!!」
桃「へへっオニさんこちらってね」
倒れた桃ちゃんはすぐに起き上がった
桃「遠慮はいらねぇーっドンドン打って来い‼」
「だ、大丈夫かな…」
真「不運だな」
「え?」
弦一郎が険しい顔で言った