U-17合宿編②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「意味わからん。ほんっま意味わからん」
リ「すっかり遅くなっちまったな」
「知らんし!意味わからんし!」
リ「何怒ってんだよ。お前の親父さんもお袋さんも喜んでたじゃん」
「いや!もうみんな意味不明やから!どうしたいの?どうすんの?何なんこれは!」
リ「何怒ってんだよ。とりあえず、リリはここで待ってろ」
「待ってろって…どこ、ここ?お寺?」
見上げるとお寺の鐘が見えた
「寒っ」
身震いすると、石段に座る
「あれ?あたし何を待ってんの?待つ必要なくない?このままじゃほんまにアメリカ連れてかれる」
そう
どっかに電話して戻ってきたリョーガに連れられた先は懐かしの我が家
パスポートを本気で取りに来たんか?
と、思ってたら笑顔の両親に出迎えられた
すでに両親にアメリカ行きの話を済ましていたらしく、パスポートはもちろん、スーツケースに荷物までつめて玄関に置いてあった
私の意思なんか無視
と、言うより両親ともにリョーガに娘を頼むとか言って挨拶してる
リョーガも任せて下さいとかなんとか言って、私の入り込む隙間がない
普通に考えて中3の娘
しかも留学から帰ってきたばっかりの娘
そんな娘が突然
アメリカ代表のサポーターに選ばれてアメリカに行きます
なんて事になったら
ちょっと待て
ってなるやろ?ならんの?なれや!
うちの両親ときたら
なんて名誉!がんばれ!とか言うし
お母さんに至っては
リョーガ君イケメンやな!もう結婚しちゃえ!
とか言ってるし
ブン太はどーしたよ!ブン太は!
めっちゃ仲良しのくせに!
「もう、アカン。頭が混乱する」
キャパオーバーです
越「何でアンタがここにいんの?」
「?!」
頭上から聞こえてきた声に振り返ると、リョーマ君がいた