U-17合宿編②
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あれから、とりあえず何が困ってたのかを聞かれ、質問攻めにあった
結局、この1年あった話を全部する事になった
リ「ふーん。あの赤い髪のヤツが元彼ねぇ」
「う…」
元彼と言われると胸が痛い
リ「ま、いいんじゃね?」
「何が?」
リ「もっといいヤツがいるかもしれねぇし、いないかもしれない。離れてみなきゃわかんない事もあんだろ」
凄く、凄く救われた気がした
何か心が軽くなったような…
「リョーガ、大人!」
リ「は?お前がガキなんだろ?」
「ガキじゃないもん!普通やし!他のみんながマセてるだけやからな!」
リ「いや、お前はチビ助よりガキだ」
「んなことないし!…多分」
リ「多分かよ…」
「いやー、なんかありがとう!」
リ「何が?」
「わからんから、なんかありがとうやん。あ、お礼にジュース奢るわ!何がいい?」
リ「ならさ」
「ん?」
リ「俺と付き合おうぜ」
「は?」
この人、何を言ってるの?
リ「彼氏いないんだし、いいだろ?アンタに興味あんだよ」
そんなイケメン顔で何を言うてきてんねん
「意味がわからないよ」
リ「わかるだろ?Give and take」
凄く笑顔で言ってるけど
「私、別に何ももらってへんし」
リ「やっただろ」
そう言って、手の中にあるオレンジを指差された
「えぇ?!このオレンジ?いやいやいや!私の代償大きくない?私の価値はオレンジ?」
リ「俺の1番好きなもんはオレンジだからな」
「じゃあ返すよ!」
リ「食いかけじゃん」
「…そもそもさ!付き合うって言ってもリョーガはアメリカ行くんやろ?」
リ「お前も来いよ。英語話せんだろ?」
「英語話せるからってほいほい生活捨ててアメリカまで行くわけないやん!」
リ「そ?あ、でもイギリスに居たんなら、遠距離は慣れてんだろ?じゃ、いいじゃん」
「なんかもうよくわからんくなってきた」
リ「考えなきゃいいじゃん」
「…」
リ「お前んちどこ?」
「は?」
リ「パスポート。取りに行かねぇと」
「……おやすみ」
リ「言いたくねぇんだ。ま、いいけど」
そう言って携帯電話を取り出す
「どこにかけんの?」
リ「秘密」
席を立って、どこかへ行くリョーガを見ながら、ため息をついた
疲れた。早く着かんかな