｢ごめんってばぁ｣

無視ですか？

｢ごめん!!知らんかったんやもん!!言ってくれたら黙ってたのにぃ｣

あの後、結局クリスマスパーティーは中止。真田が病室でそんなんするなんて許さへんとか言うて大変やった

こうなるやろうからブン太と赤也、仁王やらで内密にしてたらしい…

｢ブン太!!ごめんって!!｣

ブン太以外は許してくれたのに…
ブン太はずっと口きいてくれへん

｢ほんまにごめん!!怒らんといてよ…｣

ブン太の手を掴んだら振り払われた

これは…ショックかも…

｢う～｣

涙が出てきた
けど振り向きもせぇへんブン太

｢ブン太ぁ～っこっちむいてよぉ～｣

丸｢あーっ!!もう!!｣

もっかい掴もうとしたら振り向いてくれた

｢ごめんっ怒らんといてっ｣

丸｢もう怒ってねぇから泣くなって!!｣

抱きしめてくれたブン太に思いっきり抱きついた

ブン太…

切｢ああ!!丸井先輩なにやってんですか?!｣

丸｢げっ｣

切｢たくっ!!目離すとすぐこれだ!!リリ先輩、離れて下さい!!｣

赤也の声がしたかと思ったらブン太から離された

切｢え？泣いてたんスか？何やったんスか!?｣

丸｢何もしてねぇよ｣

すっごいめんどくさそうに答えるブン太

｢あたしが勝手に泣いただけやから｣

切｢ほんとスか？まっいーや!!リリ先輩、あんまり丸井先輩と２人になっちゃだめですよ？何されるかわかんねぇっスから｣

丸｢何もしねぇよ｣

うわぁ、説得力ねぇー

にして…

｢どしたん赤也？｣

練習試合してたんじゃ？

切｢あっそうだった!!今日はもう終わるって柳先輩が｣

｢え？何で？｣

切｢何かリリ先輩の弟からしつこく電話がきたらしいっスよ｣

はぁ?!侑士から？

あたしは急いで部室に行くと携帯電話を耳に当て困った表情をしてる蓮二がいた