seasonーwinterー
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丸「リリ、起きろ」
「ん~」
丸「雪降ってる」
「へっ?!雪!!」
飛び起きると窓の外を見た
「うわぁ!!積もるかな?」
後ろにいるブン太を見たらさぁって言って毛布にくるまってた
「ホワイトクリスマスやな!!」
窓の外でヒラヒラ舞う雪が綺麗や
丸「さみぃ」
「わっ」
毛布の中に引っ張られて抱きしめられた
丸「メリークリスマス」
「メリー…クリスマス」
近すぎて恥ずかしいんやけど…
丸「ん」
「何?」
ブン太に右手を取られた
丸「あい!!できた!!」
あたしの右手の薬指にシルバーの細い指輪
真ん中にはブン太の髪の毛みたいに真っ赤な石がついてる
「何?これ?」
丸「クリスマスプレゼントだ!!」
嬉しそうに言うブン太に何も言えへん
「…ありがと。でも大きい」
丸「ほんとだ。手下にしてみ」
言われた通りにすると指輪はスポッとベッドに落ちた
丸「あいつ…」
「あいつ?」
丸「いや、何でもねぇ。直してもらってくるよ」
「ううん!!いい!!これにつけとく」
去年の誕生日に謙也と侑士がくれたネックレスに指輪を通した
「これならなくさへんやろ!!」
丸「うーん」
不満そうなブン太
「あ、あたし用意してないで?」
丸「へ?あぁ、別にいらねぇ」
ゴロンと寝転んだブン太のせいであたしまで倒れた
「ブン太」
窓の外の雪を見ながらブン太にくっついた
「ゆっきーは今一人で雪見てんのかな?」
あの時のゆっきーが頭に浮かんだ
丸「?」
「ゆっきーは…また戻ってくる?」
ブン太の服をギュッと掴むと抱きしめてくれた
丸「当たり前だろぃ、幸村君だぜ?絶対戻ってくるよ」
ブン太の言葉にあたしは何度も頷いた