seasonーwinterー
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「もしもし…」
『…』
「あの」
『さっきは悪かった』
「ううん…」
『…文句言いたかったんじゃねぇの?』
「そんなんでわざわざ電話しぃひんわ!!」
素直に謝ったと思ったのに!!
『じゃ何だよ?』
「ホームシックなった」
そう言った途端、爆笑しだすブン太
「笑いすぎ…」
恥ずかしくなってくるやん
『だってホームシックって…ホームシック…ギャハハハハ!!』
「ブンちゃん!!」
『わぁーったって、で?何で俺なの?』
「へ?」
『別に誰でもいいじゃん』
「まぁ…なんとなく?」
『ふーん』
その嫌味ったらしぃ言い方はなんなん…
『いつ帰ってくんの?』
「明日帰ろうと思ったけど…」
『まじ!?』
「声聞いたし……もうちょっといる」
『なんだよ、声聞いたらって』
「うるさーい」
『まぁいいよ…。それより、お前が帰って来たらみんなで幸村君とこ行こうぜ』
「ゆっきーのとこ?」
『そ、パーティーしようぜ』
楽しそうに言うブン太に笑顔になる
「うん!!じゃああたし飲み物係するわ!!」
『飲み物なんかジャッカルにでも買いに行かせればいーじゃん!!お前は俺とケーキ係だ!!』
「ケーキ係?」
『俺の作るケーキは天才的じゃん?』
「知ってるよ!!散々見せびらかしてくれへんかったやん!!」
あれは去年のクリスマス!!ブン太が作ったケーキを見せびらかして1人で食べたって言う…
『今年は食わしてやるよぃ』
「約束やで?」
『もち!!じゃあ買い出し付き合えよ』
「うん!!」
やったー!!ブン太のケーキ!!
謙「もう起きてたんか?」
「うん!!」
頭をゴシゴシしながら謙也が起きてきた
あたしのあげた侑士とお揃いのパジャマを着てる
謙「元気やな」
目玉焼きを食べながら謙也が笑う
「いつでも元気やし!!」
謙「リリ」
「ん?」
謙「イトコって結婚できるやんか」
「まじで?!」
謙「知らんかったん?」
「うん」
謙「だから」
「ほな兄弟もできるん?」
謙「それはできひん!!」
なぜか力んで言うてる
「何でなん?」
謙「血繋がってるし」
「ほなイトコもやん!!まぁいいけどなぁ。あたし脱忍足したいから、関係ないし」
謙「なっ!?何でやねん!!」
「何か飛んできた!!」
謙「すっすまっ」
「謝ってすむなら警察いらーん!!」
捕まえようと椅子から立ち上がった時には謙也の姿はもうリビングになかった
「謙也め!」