seasonーwinterー
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「ゆっきー喜んでくれるかなぁ」
ゆっきーのためにお花を買ったあたしはウキウキしながら病室に向かった
「ゆっきー♪」
病室を覗くとゆっきーはいいひんかった
「どこやろ?」
屋上かな?
お花をテーブルに置くと屋上に行く。天気もいいしゆっきーは屋上が好きやしな!!
「~♪」
軽い足取りで階段をあがって屋上の扉を開こうとしたらドサッて音がした
「?」
扉を開けると地面にうずくまるゆっきーとそばに落ちてるラケットが目に飛び込んできた
幸「なんっで…」
肩を震わせて拳を握りしめてる
顔は見えへんけど…泣いてるのはわかる
「せぇ…いち…」
声にもならへん言葉と一緒に溢れ出した涙
近づきたくても近づけへん
見えへんところでもがき苦しんでたんや…
神様、何で精市なんですか?
何で精市からテニスをとるの?
精市が何をしたん?
精市じゃなくあたしならよかったのに
あたしには精市のようにテニスがある訳じゃない
部長としてみんなを引っ張る訳じゃない
精市は必要な人間です
何でそんな精市にこんな仕打ちするん?
神様が憎い
やけど、何もできひん自分が一番嫌いや
ゆっくり扉を閉めると逃げるように病院を後にした