prologue
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丸「ふぁ~」
「眠そうやなぁ」
桑「ん?」
「どし…あ」
身体より大きなテニスバッグを背負った男の子が走り過ぎて行った
「新入生かな?」
丸「さぁな」
桑「あいつ」
「ん?」
さっきの男の子が校門の塀に登ってるのが見えた
切「俺はNo.1になる!」
先「コラァァ!こんな所で何をしている!さっさと降りんかー!」
「聞いた?No.1やって。テニスバッグ持ってるって事はテニスでかな?」
丸「おもしれぇ、ヤツ!」
桑「フンッ」
「ふふ。あ、比呂士ー!」
前を歩く比呂士を見つけて駆け出した
比「璃梨さん、おはようございます」
「おはよ!また歩きながら本読んでたん?」
比「え?あ、いや…ま、まぁ」
「そのうち怪我すんで」
「先生の用事手伝ってたら遅くなった。もう先輩来てるかな」
職員室からダッシュで部室に行く
「あ、蓮二ー!」
蓮「ん?どうした?お前は委員会には入っていなかっただろう?何をしている?」
「先生に用事頼まれてん」
幸「災難だったね」
真「部活に遅刻させるなど、たるんだ教師だ」
「まぁ、まぁ!行こう!新入生どんくらいいるんやろー!」
ウキウキしながら、コートへ向かった
「?!」
コートにつくと、誰も練習してなかった
みんなでコートを囲んでる
「試合?」
幸「一体なんの騒ぎだい?」
精市がコートに入って行く
それに続くように、弦一郎、蓮二も入る
それに気づいた先輩が3人の名前を呼んだ
幸「やられましたね、先輩」
真「そこの新入り、勝手に何をやっている」
切「何をやってるかって?見りゃわかるっしょ?たった今、俺がこの部のNo.1になったんスよ!」
コートの中にいた新入生君は校門で叫んでた男の子やった
「先輩みんな負けたん?」
あらら…
跡部かよ。
1年前に跡部が先輩を倒して部長になった話を思い出した
切「しっかし全国1位って、たいしたことないっスねぇ。もーちょっと強いと思ってたんスけどぉ」
頬かきながら、完全に舐めきった顔をしてる男の子
弦一郎の眉間に皺ができる
真「貴様…」
幸「これは少し、おしおきをしなければならないようだね」
?!
思わず目を見開けた
「ちょ、ちょ…」
ブン太とジャッカルの所に行く
丸「ん?遅刻かよ」
「うん。じゃ、なくてあの子ヤバくない?」
桑「まぁ、当然だな」
ジャッカル冷たい…