｢…｣

桑｢どうしたんだ？｣

教室に戻ったあたしの異変に気づいたジャッカルが近づいてきた

桑｢どうしたんだよ？っつぅかお前、コンビニの袋どうしたんだよ？｣

｢あ…｣

屋上に落としてきた…

｢はっ?!｣

ブン太にメールしてしまってる!!

｢ばっばれたらどうしよ!!｣

ジャッカルのネクタイを引っ張りながらパニクるあたしに、体を揺らしながら？マークを浮かべてるジャッカル

｢にっ逃げな!!｣

桑｢おい!!授業…またサボるのかよ｣

それどころじゃない!!ブン太にあの肉まんの入った袋が見つかって、屋上にいたのがバレたらどうしよ…

何かあかんもん見たような…
モヤモヤしてる…

｢ブン太のアホ｣

自分でもよくわからんけど、とにかくブン太が悪いんや!!

｢ん？｣

ポケットが震えてる
携帯を取り出すと白石君からメールがきてた

｢白石君…｣

メールを見た途端に気持ちが温かくなってあたしは大阪に行くと告げた

｢やっぱりあたし、白石君に恋してるんやわ!!｣

久々の大阪!!
冬休みが楽しみや!!