seasonーwinterー
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「いやや…」
ほんま部活行きたくない
桑「自分で歩けよ」
ジャッカルにのしかかってたら離された
いつからそんなに冷たくなったんや!!
仁「リリ、テストの結果ははどうやった?」
「…言わずもがなや」
仁「相変わらずっちゅーことか」
明らかにおもしろがってる仁王
あたしにはおもしろくない
真「このたわけが!!」
部室からは真田の怒鳴り声
赤也が怒られてるんやろうな
行きたくない行きたくない行きたくない
足を止めたら仁王に担がれた
「いーやー!!」
ジタバタしてたらこっちに歩いて来るブン太と白川さんが見えた。けどすぐに部室の扉が閉まって見えなくなった
仁「赤也、散々やのう」
あたしを担ぎながら、またしてもおもしろそうに言うてる仁王
真「リリ、答案用紙を見せてみろ」
聞こえへん聞こえへん聞こえへん
蓮「赤点が4、もしくわ5教科といったところだろう」
「何でわかったん?!」
ビックリして仁王から降りて蓮二を見た
蓮「だいたい予想はつく」
驚くあたしに冷静に答える蓮二
若干呆れ気味??
真「赤点などたるどるぞ!!」
ヒィッ!!
切「赤点が4、5教科…」
仁「国語、社会、英語は…えぇんじゃな」
あたしの答案を勝手に見る仁王
桑「この3教科はいつもいいな」
仁「問題は…化学11点、古典19点、数学3点、美術22点、技術17点…」
沈黙が流れる部室
「あのぉ」
恐る恐る真田を見るとワナワナ震えてた
「あはは」
真「リリ」
「はい…」
真「今日からお前は部活前に予習復習をしろ」
「え?」
真「わかったな」
お小言がないかわりに課せられた予習復習…
真田の顔は怒りよりもむしろ哀れんでる…
そっちのがショックや!
丸「何だ?みんな黙って」
部室に入ってきたブン太が異様な空気に不思議そうに尋ねた
丸「何だよ?」
尋ねられたジャッカルはあたしのテストをブン太に見せた
納得したブン太はさっさと着替えるとあたしを哀れみの表情で見て部室を後にした