prologue
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テニスコートから
門まで歩いていたら
目の前に白い猫
「あ、猫‼」
草むらに入って行く猫を追いかける
「わっ‼」
何かに躓いて転けてしまった
「いったぁ‼」
仁「大丈夫か?」
起き上がるとこっちを見てる男の子
綺麗な銀色の髪の毛
「ごめん!足、痛くなかった?」
男の子の方を向いて頭を下げる
仁「心配しなさんな」
少し、表情を緩めた彼に笑顔になる
『ミャー』
男の子の膝の上に乗る猫
「可愛いなぁ‼」
近寄って猫を見る
仁「ほれ」
猫を片手で掴むとあたしの膝の上へ
「わっ⁉…可愛い~‼」
ふわっふわの猫
仁「ここの生徒か?」
「ううん、春から通う…予定?」
仁「ほーう」
「きみも違うやんな?」
制服着てないし…
仁「どうじゃろ」
「どうじゃろって…」
仁「お前、名前は?」
「え?忍足璃梨」
仁「璃梨か…」
「自分は?」
立ち上がる男の子に聞くと、ニンヤリされた
仁「なんじゃったかのう」
「は?」
仁「当ててみんしゃい」
「えー」
めんど!
仁「次会ったら教えてやる」
「会う事あるん?在校生なん?」
仁「どうやろなぁ」
こいつ!なんかムカつく!
「わかった!だっさい名前なんやろ!」
仁「おもろいのう」
クスクス笑われる
仁「またな、璃梨」
そういって草むらを出た男の子を追いかけて、猫もあたしの手から抜け出した
「待ってよ!ちょっ…え??」
男の子の姿がどこにもなかった
入学してしばらく
あの草むらの辺りは幽霊が出る
との噂を聞き、本気で信じていた
再会したのもあの草むらで
幽霊なん?って聞いたあたしに
大爆笑した仁王
あたしを騙すために噂を流したらしい…
ーマドンナと詐欺師ー
門まで歩いていたら
目の前に白い猫
「あ、猫‼」
草むらに入って行く猫を追いかける
「わっ‼」
何かに躓いて転けてしまった
「いったぁ‼」
仁「大丈夫か?」
起き上がるとこっちを見てる男の子
綺麗な銀色の髪の毛
「ごめん!足、痛くなかった?」
男の子の方を向いて頭を下げる
仁「心配しなさんな」
少し、表情を緩めた彼に笑顔になる
『ミャー』
男の子の膝の上に乗る猫
「可愛いなぁ‼」
近寄って猫を見る
仁「ほれ」
猫を片手で掴むとあたしの膝の上へ
「わっ⁉…可愛い~‼」
ふわっふわの猫
仁「ここの生徒か?」
「ううん、春から通う…予定?」
仁「ほーう」
「きみも違うやんな?」
制服着てないし…
仁「どうじゃろ」
「どうじゃろって…」
仁「お前、名前は?」
「え?忍足璃梨」
仁「璃梨か…」
「自分は?」
立ち上がる男の子に聞くと、ニンヤリされた
仁「なんじゃったかのう」
「は?」
仁「当ててみんしゃい」
「えー」
めんど!
仁「次会ったら教えてやる」
「会う事あるん?在校生なん?」
仁「どうやろなぁ」
こいつ!なんかムカつく!
「わかった!だっさい名前なんやろ!」
仁「おもろいのう」
クスクス笑われる
仁「またな、璃梨」
そういって草むらを出た男の子を追いかけて、猫もあたしの手から抜け出した
「待ってよ!ちょっ…え??」
男の子の姿がどこにもなかった
入学してしばらく
あの草むらの辺りは幽霊が出る
との噂を聞き、本気で信じていた
再会したのもあの草むらで
幽霊なん?って聞いたあたしに
大爆笑した仁王
あたしを騙すために噂を流したらしい…
ーマドンナと詐欺師ー