prologue
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「うわぁ…」
真「おい」
「凄い…」
真「聞いているのか?」
「わぁっ?!」
突然肩を掴まれてビックリした
「なっ何?」
真「お前のだろう?」
差し出されたのはオーディオプレーヤー
「え?あれ?」
オーディオプレーヤーを見るとあたしのポケットのイヤホンに繋がってた
「あ、ありがとうございます」
真「礼には及ばん」
「あっあの!!」
真「ん?」
「テニス部の人ですか?」
真「いや…」
「そうですか…」
ラケット持ってるからそうやと思ったのに
真「何故だ?」
「あ…あの人」
コートに視線を動かす
真「幸村がどうした?」
「幸村?」
真「今、コートにいるのは幸村だ。幸村精市、あいつに用があるのか?」
「へ?いや、別に…何年生ですか?」
真「まだここの生徒ではない」
「はぁ?じゃあ小学生?」
真「そうだ。お前も中学生には見えんな」
「あたしも小学生やけど…じゃあ何しに来てるん?」
真「テニスだ。来年からこのテニス部に入るからな」
「来年から…同い年やな!!名前は?」
同い年ってわかってテンション上がったあたしに眉間にシワを寄せた男の子
真「真田弦一郎だ。人に名前を尋ねる前にお前が名乗るのが」
「忍足璃梨!!弦一郎って渋い名前やなぁ!!」
真「渋い?」
あ、怒らせた?
「カッコイイってこと!!」
真「格好いい?」
幸「どうしたの?」
真「幸村、終わったのか?」
幸「うん、待たせたね。彼女は?」
コートにいた彼が目の前にっ?!
真「忍足…璃梨だったか?」
「へ?あ、うん。どうも」
幸「忍足璃梨ちゃんか…俺は幸村精市。」
ふわりと笑った彼はあたしに手を差し出した
「よ、よろしく」
おずおずと手を握る
幸「ここの生徒なの?」
「ううん、あたし…下見に来てて…」
幸「そうなんだ。じゃあ、また会えるね」
「へ?」
幸「来年。楽しみにしているよ。行こうか」
真「あぁ」
「あっちょっ」
去っていく二人
これが、あたしが立海に通うきっかけになった出来事
ーマドンナと皇帝ー
真「おい」
「凄い…」
真「聞いているのか?」
「わぁっ?!」
突然肩を掴まれてビックリした
「なっ何?」
真「お前のだろう?」
差し出されたのはオーディオプレーヤー
「え?あれ?」
オーディオプレーヤーを見るとあたしのポケットのイヤホンに繋がってた
「あ、ありがとうございます」
真「礼には及ばん」
「あっあの!!」
真「ん?」
「テニス部の人ですか?」
真「いや…」
「そうですか…」
ラケット持ってるからそうやと思ったのに
真「何故だ?」
「あ…あの人」
コートに視線を動かす
真「幸村がどうした?」
「幸村?」
真「今、コートにいるのは幸村だ。幸村精市、あいつに用があるのか?」
「へ?いや、別に…何年生ですか?」
真「まだここの生徒ではない」
「はぁ?じゃあ小学生?」
真「そうだ。お前も中学生には見えんな」
「あたしも小学生やけど…じゃあ何しに来てるん?」
真「テニスだ。来年からこのテニス部に入るからな」
「来年から…同い年やな!!名前は?」
同い年ってわかってテンション上がったあたしに眉間にシワを寄せた男の子
真「真田弦一郎だ。人に名前を尋ねる前にお前が名乗るのが」
「忍足璃梨!!弦一郎って渋い名前やなぁ!!」
真「渋い?」
あ、怒らせた?
「カッコイイってこと!!」
真「格好いい?」
幸「どうしたの?」
真「幸村、終わったのか?」
幸「うん、待たせたね。彼女は?」
コートにいた彼が目の前にっ?!
真「忍足…璃梨だったか?」
「へ?あ、うん。どうも」
幸「忍足璃梨ちゃんか…俺は幸村精市。」
ふわりと笑った彼はあたしに手を差し出した
「よ、よろしく」
おずおずと手を握る
幸「ここの生徒なの?」
「ううん、あたし…下見に来てて…」
幸「そうなんだ。じゃあ、また会えるね」
「へ?」
幸「来年。楽しみにしているよ。行こうか」
真「あぁ」
「あっちょっ」
去っていく二人
これが、あたしが立海に通うきっかけになった出来事
ーマドンナと皇帝ー