seasonーsummerー
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「緊張してきたぁ」
丸「お前が緊張してどーすんだよ」
会場に入ったあたしはその独特な雰囲気にドキドキした
3回目やけど、3年前と変わらへん緊張感
手「忍足」
「ん?」
丸「手塚じゃん、何だよぃ」
名前を呼ばれて振り返ると手塚君がこっちに歩いて来た
あたしは笑顔でカバンを漁る
「おはよう。ハイッ!!」
あたしが封筒を差し出すとすまないって言って受け取る手塚君
丸「何だよそれ?」
ブン太が封筒をのぞき込む
「この間撮った写真。焼き回ししたのをあげる約束してたから」
手「うまく撮れているな。それじゃあ、また」
手塚君は写真を確認するとそそくさと去って行った
丸「なんだアイツ?」
「不二君ホンマに撮るの上手やもん」
そう言ってブン太に写真を見せたら不機嫌な顔をしてクシャクシャにされた
「あぁ!」
丸「ふんっ」
まぁ焼き回ししたのが後三枚あるからいいけど
真「丸井!!リリ!!何をしている!!」
そんなことをしてたら弦一郎に怒鳴られた
「今行くってー!!」
弦一郎は何やら朝から機嫌が悪い
悪いってゆーか怖い
気合いの入り方が尋常じゃない
「ブン太、弦一郎どしたんやろ?」
丸「手塚と試合すっからだろ」
「なるほど」
丸「中学最後の試合を手塚とやれんだ。嬉しいんじゃねーの」
ガムを膨らませながら言うブン太は最後の試合をどう思ってるんやろう
なんか、ちっともいつもと変わらんように見える