seasonーsummerー
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「勢いで決めたとこもあるから、後になって不安になってきてん」
丸「うん」
「ブン太に話したら余計に怖くなりそうやった」
あたしはどうも国語も苦手やったみたいや
こんなにも考えてた事や気持ちを伝えるのが下手やったとわ…
「ブン太、怒ってる?」
後ろから抱き締めてくれてるブン太に顔だけ向けた
丸「あぁ」
「ごめん…」
丸「勘違いすんなよ。お前が悩んでたのに気づけなかった自分に腹立ってんの」
「ブン太…」
あぁ~!!ブン太!!何でそんなに格好いいの!
ブン太のクセに!!
丸「今さら俺が何言ったって行くんだから引き止めるよーな事は言いたくねぇし」
あたしが思ってたよりもブン太は全然大人なんや
丸「頑張って来いよ」
「待っててくれんの?」
丸「待つも何もねぇじゃん。それとも別れたいんかよ?」
ブン太の方に体を反転させて首を振った
丸「じゃあんなくだんねぇ事心配すんじゃねぇよ」
「うん!!……浮気しんといてな?ブン太モテるし…」
丸「俺がどんなにお前んこと好きか知らねぇだろ」
「へ?」
首を傾げたあたしのほっぺたを摘んだ
丸「あっち向けよ」
「いひゃい」
ほっぺたを解放してもらい、渋々ブン太に背を向けた
丸「お前が幸村君のテニス観た日、俺らもいたんだ」
「そうなん?」
丸「あの日、スタンドから幸村君の試合を見てたお前を見た時から俺はお前が好きだったんだからな」
「えぇ?!」
思わず叫んだら口を塞がれた
丸「うるせぇ。何時だと思ってんだよ」
手を離してもらってから謝った
「でも、じゃあブン太…あたしに一目惚れ??」
テンションがあがってしまったあたしにウザそうな顔をするブン太
「あたしなんかに一目惚れするなんてブン太、相当な変わり者やな」
丸「お前なぁ」
「入学してから白川さん見た時ちょっと気持ち揺らいだりした?」
丸「しねぇ。つかありえねぇから。何でお前は白川を気にすんだよ」
「何でって、白川さんむっちゃ美女やん!!立海の男子生徒の憧れやで?男子はみんな白川さん好きやん!!いーよなぁ、学園のマドンナ!!あたしもあんな顔に生まれたかった」
丸「お前のが可愛いだろ」
ブン太の発言に一瞬で体温が上昇した
「そっそんな事言っても何もでぇへんで!!」
丸「なんか勘違いしてね?白川よりリリのが入学当初騒がれてたんだぜ」
「え?」
思わず起き上がってブン太を見た
「侑士のねぇちゃんやし?」
そんな話知らん!!