seasonーsummerー
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「はぁっはぁっ」
しっしんどっ
「はぁっはぁっ、れんっじっ」
蓮「リリ、試合は終わったぞ」
「うそぉぉ」
一気に力が抜けたあたしはその場に座り込んだ
真「一足遅かったな」
弦一郎がそう言うと歩いて行った
蓮「俺たちは帰るがお前はどうする?」
「もうちょっとしたら帰る」
蓮「そうか」
今来たばっかやのに帰りたくない!!むしろもう歩きたくない!!
「また明日な」
蓮「あぁ」
そう言って帰ってしまった
「はぁ~、頑張って走ったのにぃ」
寝ころびたい
跡「こんな所で何してやがる」
頭上で声がして見上げたら跡部がいた……ってか跡部やんな?
「え?跡部やんな?」
跡「アーン?俺様以外に誰がいる」
いや…そうやけど
「毛どうしたん?」
跡「フンッ」
「あ、ピヨ」
跡部の後ろに若発見!!
日「その呼び方はやめて下さい」
ピヨ…
目が真っ赤や
「ピヨ~!!」
ピヨに抱きつくと背中をバシバシしばいた
日「なっ何なんですか?」
侑「リリ、励ます相手ちゃうんとちゃうか」
「侑士」
岳「リリ~、負けちまった」
がっくんが背後から抱きついてきた
侑「あっ?!岳人!!」
日「向日先輩、離れて下さいよ」
がっくんの手はあたしを通り越してピヨを抱きしめてた
宍「お前ら何やってんだよ」
「あ、しっしー」
宍「しっしー?」
「長太郎!!」
鳳「リリさん!!」
ピヨの肩越しに
宍戸と長太郎が来た
「長太郎、ちょっとちょっと」
鳳「どうしたんですか?」
歩いて来た長太郎のジャージをぐいっと引っ張ってピヨの背中にくっつけた
鳳「ちょっ」
日「なっ」
長太郎の腰に手を巻き付けて逃げられへんようにした
日「あなたは一体何がしたいんですか?」
ピヨがかなり嫌そうな声で言ってきた
「いや、別に…」
わからん
芥「あーっ!!リリじゃん!!」
「へ?ジロー?」
背後からジローの声がする
芥「みんなで何やってんのー!!俺もー!!」
ジローがそう言った瞬間、がっくんの叫び声がしてあたしはピヨと更に距離が近くなって視界がピヨのカッターのエンブレムしか見えなくなった
侑「リリ!!大丈夫か?!」
宍「長太郎!!」
侑「ジロー、岳人!!早よ退かんかい!!」
岳「いってぇ」
侑「あ!!お前!!何リリ抱き締めとんねん!!」
日「別に好きでしているわけじゃないですよ。それより早く退いてもらえませんか?」
宍「長太郎!!大丈夫か?」
鳳「宍戸さん、はい、なんとか」
侑士によって救助されたあたしはジローと共に跡部にガミガミ怒られた