seasonーsummerー
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「四天宝寺のスーパールーキー?」
白石君達はその子を探してるらしい
侑士と謙也がこないだ電話でその子の話してたな
蔵「一人だけ別行動やってん」
心配そうな白石君
「あたしも一緒に探すで!!」
謙「さすが俺のリリ!!」
すかさず飛びついてきた謙也
「もう!!邪魔!!」
丸「お前が探したって見たことねぇんだし意味ねぇじゃん」
謙「何やねん!!お前!!」
謙也がブン太に食ってかかってきた
光「謙也さん、リリとられたからって嫉妬するとかカッコ悪いっスよ」
財前光が冷めた顔して謙也に言うと謙也は財前光に飛びついた
丸「リリ、俺行くからな」
じゃれだした謙也やらを横目に歩き出したブン太
蔵「リリちゃん、何かごめんな。こっちは大丈夫やし行って」
苦笑いする白石君に頷いてブン太を追いかけた
「ブン太!!待って」
丸「もういいのかよ?」
振り返ったブン太に抱きつきたい衝動に駆られたけど我慢した
開会式始まるしな!!
「うん!!みんなんとこに行こう!!」
そう言って駆け寄ったらブン太が手を握ってくれた
丸「全国大会か」
「ん?」
丸「全国三連覇、しようぜ」
笑顔であたしを見たブン太
「もちろん!!」
そして始まった全国大会
「あれ…」
あっけなく終わってしまった第二試合
蓮「どうした?」
「いや、改めてみんな強いんやなって思って」
幸「まだ第二試合だよ?」
そうやけど…
「圧倒的やなって」
幸「そうかな?俺的にはもっと早く終わると思ってたんだけどな」
笑いながらサラッと言ったゆっきーに汗を拭いたりラケットをしまってたみんなが固まった
幸「冗談だよ」
「あははは」
丸「ジャッカル、ジュース買いに行こうぜ」
切「俺もっ」
ブン太とジャッカルにぴったりくっついて赤也がコートから出て行った
「ブン太!!あたしもっ」
あたしの声に赤也だけ止まってくれた
切「暑いッスねぇ」
「ほんまに…。何で夏に大会するんかなぁ」
切「冬までならいーのに」
「へ?」
切「全国大会が冬ならまだまだ先輩達いんじゃん」
そう言って笑った赤也を見て初めて気づいた
あたし達三年が引退すれば赤也は…
切「どーしたんスか?」
「引退しても毎日部活行くしな!!」
切「リリ先輩が同い年ならよかったっスね」
「へ?」
切「そうしたら俺ら二人で立海のテニス部を」
丸「残念だったな、同い年じゃなくて」
突然ブン太が赤也の肩に手を置いた
切「邪魔しないで下さいよ」
丸「バーカ、早くしねぇと次の試合始まんだろうが」
ブン太の後ろでポケットから腕時間を出して時間を確認したジャッカルが頷いた