seasonーsummerー
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「みんな全国区の選手やでぇ」
開会式を前に興奮気味のあたし
丸「落ち着けよ」
隣でガムを食べながら呆れてるブン太
謙「リリ!!」
凄い速さで近づいて来た謙也
謙「会いたかったぁ!昨日はすまんかった!」
抱きしめられてかなりうざい…
丸「誰だよ、お前」
ブン太がスッゴい不機嫌に謙也を睨んでる
謙「お前こそ…赤い髪にガム」
ブツブツ言いながらブン太を凝視する謙也
謙「ボレーの名手!!丸井ブン太やな!!俺のリリをたぶらかしとるっちゅーんはお前か!!」
丸「たぶらかしてねーよ、リリ」
「謙也、離せ」
これ以上、ブン太の機嫌を損ねたら白石君と写真が撮れなくなる
「四天宝寺の従兄弟」
ブン太の隣に移動して簡潔に謙也を紹介する
丸「あぁ、スピードテニスの…」
謙「何や?王者立海にも俺の名前は届いとるんか、浪速のスピードスターは俺のことや」
親指でピッと自分を指しながら言う謙也
丸「お前の親族って…」
呆れながら謙也を見るブン太を頭が痛くなったあたしは引っ張て行った
謙「あ!リリ!どこ行くんや!なぁ!リリ!」
謙也を無視してみんなの所に戻ると赤也に呼ばれて行ったらリーゼントみたいな髪した人を指差してた
「あの頭すごぉー!!どう保ってるんやろ?」
切「リリ先輩!!あいつも見てください!!」
「デカッ!!前髪だけ白い…」
沖縄の学校かな?比嘉中って確か…
切「あの金髪、スッゲェサラサラっスね」
「…どんまい」
切「なっ!!別に羨ましがってませんよ!!」
「あ!!ナイスガイや!!」
喚く赤也を無視して外人集団を指さす
切「ナイスガイって…」
この時、あのナイスガイが血祭りになるなんて考えもしんかった
「おっ!!あそこにも男前が!!」
切「どれっス……」
無言になる赤也を置いて世界一の男前!!あたしのダーリンに駆け寄った
「ブン太!!」
丸「何やってたんだよ」
「男前ウォッチャー」
丸「はぁ」
「一番の男前を見つけたらから走って来た!!」
ニコニコしたらブン太は呆れたような照れくさそうな複雑な顔をした
跡「リリ、だったら来る場所が違うだろうが」
「あん?」
振り返ると氷帝ズを引き連れた跡部が髪をかきあげながら立ってた
侑「リリ、この会場で一番可愛いで」
あたしを抱きしめながら言う侑士を殴ろうとしたらブン太に引っ張られた
ブンちゃんてばヤキモチ焼きさんっ
丸「今から試合だろ、怪我したらどーすんだよ」
って思ったあたしの気持ちは砕けちりました
ブン太に助けられた侑士は目をウルウルさせ、ブン太に飛びついたらアッパー喰らわせられてました