seasonーsummerー
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「おはよう!!」
幸「おはよう、リリ」
蓮「思ったよりも早かったな」
真「ふんっ」
あたしにテストで負けたからか、勉強会を拒否ったからか…
弦一郎の奴、ここんとこずっと拗ねてる
比「リリさん、おはようございます。丸井君は一緒ではなかったんですね」
「ブン太なんか知らん」
弦一郎同様、あたしも昨日の電話で拗ねモード
仁「まぁた、喧嘩しとるんか?」
ニヤニヤしながら聞いてくる仁王
心なしか嬉しそうに見えるんですけど!!
「喧嘩なんかしてません」
仁「じゃあ、何じゃ?」
幸「あと、3分以内に来なければ走らせようかな…」
ポツリと呟いたゆっきーにさすがの蓮二も目を見開いた
「まだ集合時間まで15分あんで?」
幸「そう?じゃあ集合時間は変更だね」
ニッコリ言われて言い返せへん…
ゆっきーは絶対や
「ブン太…」
早く来い~
ブン太の来る方角を見てたら赤い髪の毛が曲がって来た
「ブッ」
幸「あと30秒…」
叫ぼうとしたら横でゆっきーが楽しそうに笑った
ブン太、ご愁傷様…
丸「おっ、リリ!!」
かと思ったらブン太がダッシュしてきた
丸「昨日悪かった!!」
あたしの前で止まったブン太はヘラヘラしながら謝ってきた
幸「ちっ」
「?!」
ゆっきーの舌打ちに背筋が凍った
そして、案の定遅れた赤也
「赤也、後3周!!」
フラフラしながら走って来た赤也に声をかける
切「何で集合時間変わったって教えてくんなかったんスか」
ブーブー膨れながら走る赤也
いや、教える間もなくてさ…
同情心から正に一本増やしてあげた
桑「よしっ」
「終わったん?」
桑「あぁ」
ジャッカルは赤也を迎えに行っての遅刻
ほんまツイてない
「お疲れ」
桑「幸村の奴、ほんと」
幸「何だい、ジャッカル」
桑「いっいや」
背後からゆっきーが現れた
幸「リリ、赤也はあと何周?」
「2周やで」
幸「そうなんだ、思ったより早いね」
「1周が距離にしたらそんなにないからちゃう?」
幸「そうか…」
桑「幸村、赤也が終われば会場へ向かうのか?」
幸「あぁ、俺たちが遅刻するわけにはいかないからね」
「みんなは?」
幸「練習試合をしてる」
今から大会なんですけどーっ
幸「大丈夫だよ」
桑「2回戦は確か…六里ヶ丘だったよな」
「え?どこそれ?」
桑「さぁ」
「まぁ、決勝までは楽勝やんな!!」
幸「リリ、赤也が戻って来たよ」
「赤也!おかえりー!」
幸「さ、行くよ!」
精市の声に頷いた