seasonーsummerー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「雨…」
蓮「リリ、座っていろ」
丸「まっ、しゃーねぇじゃん」
「しゃーなくない!!」
今日はっ!!待ちに待った佐伯君との再会やったのに!!
幸「とにかく、六角には行くよ」
「へ?」
ゆっきーの言葉に胸が弾んだ
幸「砂浜でのトレーニングくらいならできるだろ?」
丸「え?!」
切「この雨の中っスか?」
幸「この程度で騒ぐ事ないだろう」
なんて言う部長さんはあたしに傘に入るように言うとふわりと笑って歩きだした
幸「柳、六角に連絡してくれないか」
蓮「わかった」
幸「リリ、身長伸びた?」
「へ?」
ゆっきーの顔を見上げるとそうでもないかと笑われた
「ゆっきー、練習試合できひんのにどうすんの?」
幸「水の中はいいトレーニングになると思うんだ」
「あぁ…」
まぁ、ゆっきーは元々は試合よりもトレーニング目当てやったもんな
幸「トレーニングなら俺もできるし。雨は昼には止むだろうしね」
「え?今日1日雨らしいで」
テレビで言ってた
幸「弦一郎の日頃の行いが良ければ雨は必ず止むよ」
笑いながら弦一郎を見るゆっきーと目を見開く弦一郎
弦一郎、頑張れ…
心の中でエールを送り電車に乗り込んだ
「弦一郎凄い…」
電車から降りたあたしは空を見上げて立ち尽くした
幸「フフ、やっぱり日頃の行いが良いんだね」
あたしの隣に立ち空を見上げる天使のような……
丸「泳げんな!!」
仁「……」
「どしたん?仁王」
珍しく冴えへん顔をしてる仁王
暑いので嫌いやもんな
仁「いや…」
佐「リリちゃん!!」
呼ばれて振り返ると青空の似合う男子、佐伯君が手を振って走ってきた
蓮「佐伯か」
佐「やぁ!!君は確か…柳だったかな?」
蓮「そうだ」
丸「あいつか…」
切「どうしたんスか?」
丸「丸井ブン太だ」
ブン太が蓮二と佐伯君の間に割って入った
佐「俺は佐伯虎次郎、よろしくね」
爽やかに握手をする佐伯君に鼻血が出そうや!!
切「丸井先輩どうしたんスか?」
桑「ヤキモチだろ」
幸「佐伯はリリのタイプだろうからね」
切「え?」
「佐伯君!!わざわざ迎えに来てくれてありがとう!!」
佐「いや、それより行こうか!!」
ニッコリ笑った佐伯君
眩しすぎる!!
丸「見すぎだろぃ」
「ちょっ!!放して!!もうっ」
目隠ししてきたブン太を睨むとデコピンされた
切「ねぇ」
佐「ん?」
切「アンタは俺が相手してやるよ」
生意気に言う赤也に佐伯君はニッコリ笑うとよろしく頼むよって言った
「佐伯君ってばなんて素敵なんや!!」
丸「フンッ」
幸「赤也、勝手に決められちゃ困るんだけど」
不敵な笑みを浮かべてた赤也がみるみる青くなりゆっきーに頭を下げだした