seasonーsummerー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
仁「……」
「ごめんなさい」
あたしのアホさにはさすがの詐欺師もお手上げらしい
丸「柳、なんとかなんねぇの?」
ブン太が困ったように蓮二に話しかけたら赤也がうれしそうに自分を指さしながら近づいてきた
切「リリ先輩、高等部にあがれなくても俺がいるっスよ」
「高等部にあがれへんかったらあたしには氷帝の道しかない…」
中学に留年なんてないやろ?
切「ないないない!!だめっスよ!!仁王先輩!!教え方わりぃんじゃないっスか?!」
仁「俺が悪いんか?」
「仁王は悪くないよ。悪いのはあたし…そう!!あたしの頭!!」
真「たわけが!!」
突然叫ぶ弦一郎に心臓が飛び出そうになった
真「今日からお前は俺の家で勉強だ!!連絡は俺がしておく!!我がテニス部に」
「はいはいはいはいはーい!!」
その説教は何百回聞いた!!
「年頃の男女が同じ屋根の下に寝泊まりするのはよくないと思いまーす」
柳「その心配はない。弦一郎なら安心だ」
あたしの言葉に涼しい顔をして答えた蓮二
真「うむ、そのような心配は…なぜだ?」
自分で頷いたくせにハッとした弦一郎にみんなが笑いをこらえた
みんなであたしの頭について会議したけど、結局何も解決策はなく…
ブン太と2人で帰る
「ブン太、もしあたしが氷帝行っても別れへん?」
壊滅的に頭の悪いあたしは勉強を潔く諦めた
丸「はぁ?当たり前だろ。つか、氷帝なんか行かせるかよ」
「でも、今のままじゃ…」
ヤバい
かなりヤバいねんて
丸「お前は俺と離れて平気なのかよぃ?」
ブン太と離れる…
ブン太と別々
ブン太がおらん
「やや!!」
丸「だろぃ?なら俺と頑張ろうぜ」
「ブン太…」
なんて素敵なの!!
なんてブン太!!
激ラブ!!
丸「お前が苦手なのは…数学、化学、古典……」
だんだん声が小さくなるブン太
「ごめんなさい…」
丸「いや、とにかく数学なんか公式覚えりゃいーんだからさ」
そう言って頭を撫でてくれたブン太
「あたしっ頑張る!!」
ブン太の愛のパワーで頑張ってみせる!!
丸「俺が手取り足取り教えてやるからよ」
「別に手取り足取りしんでよくない?」
丸「基礎からって意味だよ!!」
「なるほそ」
頷くあたしになるほそって何って突っ込むブン太
そこはサラッと流そうぜぃ