seasonーsummerー
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「暑い…」
この照りつける太陽が憎い
水を汲んだバケツをブンブンふりながらコートに向かう
「暑い~」
真「なんだその腑抜けた顔は!!たるんどるぞ!!」
「…」
暑苦しい顔しやがって
「ていっ!!」
持っていたバケツの水を弦一郎にかけてやった
真「なっ?!」
「涼しくなったやろ」
真「きっ貴様…」
怒りでワナワナ震え出す弦一郎から離れた
真「リリ!!待て!!」
「すぐ乾くんやしいーやん!!」
追いかけてくる弦一郎から本気ダッシュで逃げる
真「待て!!」
「キャッ!!」
幸「おっと」
追いつかれそうになって後ろを向いたら何かにぶつかった
「ゆっきー」
幸「よそ見してたら危ないよ」
「ごっごめっ」
真「リリ!!」
幸「弦一郎、どうしたの?ずぶ濡れじゃないか」
真「幸村…」
ゆっきーの手が肩に置かれて動けへんあたしの背後で弦一郎の声がする
「あっ暑そうやからかけたあげてん」
苦笑いしながらゆっきーを見たらゆっきーはニッコリ笑った
幸「涼しくなってよかったね」
真「なっ」
幸「みんなで海に行きたいね」
「海…」
海
青い空に白い砂浜
キラキラ輝く太陽に
男前…
「六角!!」
幸「六角?」
首を傾げるゆっきーに力強く頷いた
それから、すぐにゆっきーはレギュラーに号令をかけて部室に集まった
丸「何で?!」
真「言い出したからだ」
切「リリ先輩が練習試合を?」
桑「リリ1人で大丈夫か?」
仁「なんなら俺がついて行ってやろうか?」
ゆっきーの隣に座るあたしにみんなの視線が集中する
「いや、別に練習試合は…」
幸「俺が言い出したんだよ。海に行きたいって。そしたらリリが六角って言うから六角なら海にも行けるしテニスの練習もできるからいいなと思って」
丸「いやいや!海ならすぐそこにあんじゃん!」
切「そうっすよ!!リリ先輩1人なんて何があるかわかんないっすよ!!」
「どゆ意味?」
幸「俺達は練習があるからね。自由に動けるのは白川さんかリリくらいだろう?白川さんは六角メンバーと面識がないからリリに頼んだんだよ」
丸「…」
蓮「リリ、粗相がないようにな」
「大丈夫やし!」
幸「それじゃあ、練習を始めようか」
ゆっきーの声でみんなは部室から出て行った
「外は暑いなぁ」
丸「何で面識あんの?」
部室から先に出たはずのブン太が腕を組みながら壁にもたれてた
「え?六角?選抜合宿やん」
丸「…」
「ブン太?」
丸「千石みてぇに連絡取ってんじゃねぇだろうな?」
ズンッとブン太の顔が近づいてきた
相変わらず男前なマイダーリン
「取ってない。清君とももうしてないで」
丸「へ?」
「だって、ブン太嫌そうやったし…」
丸「…」
「だから」
丸「お前さぁ」
「何?」
丸「ずりぃ」
あたしの頭をグシャグシャにしてきた
「ちょっ、やめてよ」
丸「とにかく、あんまフラフラすんなよ」
「フラフラって…あ!!でもな、ブン太」
丸「なに?」
「白石君とはたまに」
丸「振ったんだろ?」
「振ってないよ!!そんなわけないやん!!」
丸「はぁ?!じゃあ付き合ってんのかよ!!」
なんっでやねん!!
「付き合ってないよ!!振るとか振らへんとかじゃないから」
丸「…」
「あ…てか六角!!佐伯君と写真撮ってもいい?」
丸「なっ?!」
「だって!!ブン太!!あんなに男前なんか白石君以来やで!!写真撮ってみんなに自慢すんねん!!」
力説するあたしにブン太は怒るのをやめたらしく、何も言わずに歩き出した
この照りつける太陽が憎い
水を汲んだバケツをブンブンふりながらコートに向かう
「暑い~」
真「なんだその腑抜けた顔は!!たるんどるぞ!!」
「…」
暑苦しい顔しやがって
「ていっ!!」
持っていたバケツの水を弦一郎にかけてやった
真「なっ?!」
「涼しくなったやろ」
真「きっ貴様…」
怒りでワナワナ震え出す弦一郎から離れた
真「リリ!!待て!!」
「すぐ乾くんやしいーやん!!」
追いかけてくる弦一郎から本気ダッシュで逃げる
真「待て!!」
「キャッ!!」
幸「おっと」
追いつかれそうになって後ろを向いたら何かにぶつかった
「ゆっきー」
幸「よそ見してたら危ないよ」
「ごっごめっ」
真「リリ!!」
幸「弦一郎、どうしたの?ずぶ濡れじゃないか」
真「幸村…」
ゆっきーの手が肩に置かれて動けへんあたしの背後で弦一郎の声がする
「あっ暑そうやからかけたあげてん」
苦笑いしながらゆっきーを見たらゆっきーはニッコリ笑った
幸「涼しくなってよかったね」
真「なっ」
幸「みんなで海に行きたいね」
「海…」
海
青い空に白い砂浜
キラキラ輝く太陽に
男前…
「六角!!」
幸「六角?」
首を傾げるゆっきーに力強く頷いた
それから、すぐにゆっきーはレギュラーに号令をかけて部室に集まった
丸「何で?!」
真「言い出したからだ」
切「リリ先輩が練習試合を?」
桑「リリ1人で大丈夫か?」
仁「なんなら俺がついて行ってやろうか?」
ゆっきーの隣に座るあたしにみんなの視線が集中する
「いや、別に練習試合は…」
幸「俺が言い出したんだよ。海に行きたいって。そしたらリリが六角って言うから六角なら海にも行けるしテニスの練習もできるからいいなと思って」
丸「いやいや!海ならすぐそこにあんじゃん!」
切「そうっすよ!!リリ先輩1人なんて何があるかわかんないっすよ!!」
「どゆ意味?」
幸「俺達は練習があるからね。自由に動けるのは白川さんかリリくらいだろう?白川さんは六角メンバーと面識がないからリリに頼んだんだよ」
丸「…」
蓮「リリ、粗相がないようにな」
「大丈夫やし!」
幸「それじゃあ、練習を始めようか」
ゆっきーの声でみんなは部室から出て行った
「外は暑いなぁ」
丸「何で面識あんの?」
部室から先に出たはずのブン太が腕を組みながら壁にもたれてた
「え?六角?選抜合宿やん」
丸「…」
「ブン太?」
丸「千石みてぇに連絡取ってんじゃねぇだろうな?」
ズンッとブン太の顔が近づいてきた
相変わらず男前なマイダーリン
「取ってない。清君とももうしてないで」
丸「へ?」
「だって、ブン太嫌そうやったし…」
丸「…」
「だから」
丸「お前さぁ」
「何?」
丸「ずりぃ」
あたしの頭をグシャグシャにしてきた
「ちょっ、やめてよ」
丸「とにかく、あんまフラフラすんなよ」
「フラフラって…あ!!でもな、ブン太」
丸「なに?」
「白石君とはたまに」
丸「振ったんだろ?」
「振ってないよ!!そんなわけないやん!!」
丸「はぁ?!じゃあ付き合ってんのかよ!!」
なんっでやねん!!
「付き合ってないよ!!振るとか振らへんとかじゃないから」
丸「…」
「あ…てか六角!!佐伯君と写真撮ってもいい?」
丸「なっ?!」
「だって!!ブン太!!あんなに男前なんか白石君以来やで!!写真撮ってみんなに自慢すんねん!!」
力説するあたしにブン太は怒るのをやめたらしく、何も言わずに歩き出した