seasonーautumnー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あぁ…どうしよう…」
戻るの怖い!!
ボタン…直してもらってるんやろうなぁ
当たり前やんな
「あんな汚いの…」
教室の教卓の中で考え中
「何か気まづいし…早く昼休み終わらへんかなぁ」
なんて考えてたら赤也の顔が表れた
「うわっ!?」
切「なーにやってんっスか?」
「ビックリしたやん!!」
切「それはこっちのセリフですよ」
赤也に手で端に寄れとやられたから寄ると入って来られた
「ちょっと!!狭い!!」
切「何か落ち着くっスね」
「…うん」
切「で?」
ピッタリくっついてる赤也の顔があたしの方を向く
「?」
切「何でこんなトコにいるんスか?」
「わからへん」
何なんやろ…
切「わかんなくていぃっスけどね」
赤也はそう言ってあたしの髪の毛をクシャクシャした
「何が?」
こいつ意味ワカメ
切「てかそろそろ戻りません?」
「…うん」
やけど教卓から出たら昼休み終了のベルが鳴った
「オムライス!!」
食べてないやん…
切「ありゃ、サボります?」
頷くと赤也はお弁当を取りに行ってくれた
「てか寒くない?」
切「もう10月っスからね」
「もぉすぐ三年かぁ」
お弁当をあけながらラウンドを見る
体育はないみたいで静まり返ってる
切「高校なら先輩と同じ学年になれたかもしれないっスよね」
「それはあたしが留年するって事?」
ゆーしの文字をグリグリしながら言うと赤也の顔が引きつった
切「まっまぁ、ともかく来年も全国制覇っスよね!!」
「するやろ?赤也がエースやし」
そう言って笑ったら赤也は照れくさそうに下を向いた
やっぱ可愛いなぁ!!
切「そういや!!ボタンつけて下さいよ」
「え?でも、あたし下手やし」
切「リリ先輩につけて欲しいんっスよ、お願いします」
何て可愛い後輩!!
「よし!!つけたげる!!」
ボタンをつけた後、あたしと赤也は眠り込んでしまって結局放課後まで屋上にいた
部活をサボりに来た仁王に起こされて、またしても真田の説教を聞くはめになった