seasonーspringー
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「おはよ」
切「新学期だってのに暗いっすね」
「うるさい」
切「仲直りしてないんすか?」
「謝りのメールは来たけど…」
切「けど?」
「わからん!!むしゃくしゃする」
自分の頭をグシャグシャにしたら赤也が爆笑しだした
蓮「リリ、寝坊でもしたのか?」
蓮二が相変わらずの涼しい顔で後ろからやってきた
「してない」
切「自分でしたんすよ」
「赤也、うるさい」
切「へいへい」
蓮「そんな髪型で教室に行くつもりか」
蓮二がため息混じりにクシを差し出してきた
「ありがと」
切「リリ先輩の髪って柔らかいっすよね」
「そうか?普通ちゃう」
切「んな事ないっすよ」
あたしの毛を触る赤也にクシを渡すと赤也がといてくれた
「蓮二、ありがと」
真「お前達、新学期早々遅刻とはたるんどるぞ!!」
校門から野太い声が聞こえてきた
「遅刻なんかしてへんやん」
切「待ち合わせなんかしてたっすか?」
蓮「弦一郎、クラス発表くらい1人で行けるだろう」
「あぁ!!それで待ってたんや!!弦一郎朝イチに来てるんやろ?」
よく待ってたな…
ってか弦一郎がいるって事はブン太はまだか…
「よし!!弦ちゃん!!行こう!!」
弦一郎の腕に抱きつくとクラス発表がされてる掲示板へ向かう
神様、嫌がらせですか?
「最悪や…」
今年こそは蓮二かゆっきーとなりたかったのに!!
「ありえん!!こんなん認めへん!!言うてくる!!」
蓮「リリ、落ち着け」
真「何を怒っておるのだ。丸井と同じだろう」
「黙れじじい!!」
あたしの罵声にかなりショックな顔になった弦一郎
仁「リリ、同じクラスやの」
「ありえん…」
挫けそうや
後ろからやって来た仁王の方を振り向くと校門から歩いてくるブン太と白川さんが見えた
二人は楽しげに話してる
「あたし、アキコら探してくる!!」
みんなに告げてその場から走り出した
胸がズキズキして痛い
何でなんやろ?
ブン太と白川さんを見る度に黒くてモヤモヤしたものに包まれる感じがする
ブン太はあたしを好きやって言うてくれてんのに何でなん?
何が嫌なんやろ?