seasonーspringー
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比「それはまた…どうしたんでしょうね」
仁「愛想尽かされたんじゃろ」
「うるさい!!だいたい何で仁王がいんの?」
仁「親友の家にいてもええやろ」
今、比呂士の家で勉強会中
春休みの補習を合宿で受けれへんかったあたしはテキストの他にも課題が出されてた
「あたしは比呂士に話てんねんから入ってこんといて!!」
仁「俺だけのけ者にするんか?リリは冷たいの」
「ほんまブン太どうしたんやろ」
切「仕返しなんじゃないっすか?」
忘れてた
赤也も課題でいたんやった
「仕返しって?」
切「今までの?」
「今までって何よ!!」
比「忍足さん、落ち着いて下さい」
反対側に座ってた赤也の方に身を乗り出したら比呂士に止められた
「意味わからんわ!!何で連絡ないん?」
イライラする!!
切「返事がないんすか?」
「連絡してない」
切「してみたらどうです?」
仁「そうじゃ」
比「もしかしたら丸井君も待ってるんじゃないですか?」
「そうかな?」
切「そうっすよ」
仁「まぁ可能性は低いがな」
比「仁王君!!」
「絶対しーひん!!」
仁王のボケ!!
ブン太のどあほめ!!
考えへんためにわけのわからん数式の並んだプリントに没頭した
30秒だけ…
切「あーっ!!なんとか終わってよかったっすね」
比呂士の家から三人で帰る
「ほんまに!!むっちゃ疲れたぁ」
仁「リリは全然しとらんやろ」
まぁ…
ほとんど仁王にやってもらったからな
「字書くのに疲れたの!!」
仁「…なぁ」
「ん~?」
仁「ブン太の奴、何でユリを追いかけたんやと思う?」
仁王の質問に足を止めた
「わからん」
切「仁王先輩はわかるんすか?」
仁「いや、わからん」
「…あの時、白川さん泣きそうやったしかな?」
よくわからんけど…
傷ついた顔してたし
切「何で泣くんすか?」
「ブン太を好きやし?」
切「振られてんじゃん」
仁「振られても変わらん事もあるやろ」
仁王がそう言ったら赤也があたしを見て確かにって頷いた
若干、胸がチクッとする
「何かもぉどーでもよくなってきた!!この話終わりな!!」
ウダウダ考えたりすんのはやめるんや!
「ほら、帰ろ!!」
その日の夜、ブン太から謝りのメールが来た
謝るだけで白川さんの事には一切ふれてなかった
メールを見てすぐ携帯の電源を切って寝た
モヤモヤに気づきたくない