seasonーspringー
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あの後、ずっと眠れへんくて
胸が痛かった
白石君は朝早くに大阪へ戻って行った
帰り際、明るく挨拶してくれる白石君にあたしは笑顔を返す事すらできひんかった
最低なあたし。
丸「お疲れ」
荷物だけじゃなく体が重くて引きずるように合宿所から出たらブン太が立ってた
「ブンッ太!!」
ブン太を見た途端、重かった足が動いてあたしはブン太に抱きついた
丸「うおっ!!どうしたんだよ?」
「ブン太…」
あたしは白石君が好き
でもその好きはブン太とは違う
あたしはこの手を放したくない
傷つけたくない
悲しませたくない
丸「何だよ」
「あたしブン太がめっちゃ好きやから!」
丸「わーったから!!とりあえず離してくんね?」
返事をする代わりに腕に力を込めた
丸「顔見れねぇじゃん」
そう言われたらゆるめるしかなくなる…
丸「何があったんだよ?」
「…」
何を話せばいいんやろ…
丸「全部聞いてやっから」
「ほんまに?」
丸「当然だろぃ?どうしたんだよ?」
いつもより、優しい口調で言うブン太
ブン太の顔を見つめる
丸「何?」
「ブン太…あたし…」
意を決して、白石君への想いを話した
それはもう熱く語った
ブン太が彼氏なんて忘れてるんか?ってくらいに洗いざらいこの胸の内に秘めた伝えることのできひん想いを全部吐き出した