seasonーspringー
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病院に着くと、急いで病室に向かった
「あれ?ゆっきー」
ドアを開けるとベッドで座ってるゆっきーの姿
幸「リリ、合宿中じゃなかったの?」
「蓮二が面会謝絶って…」
幸「それで心配して来てくれたのかい?」
困ったように笑うゆっきーは前より少し痩せた気がする
「よかった…」
幸「昨日の夜から体調が良くなったんだ。心配かけてすまないね」
首を振るとゆっきーはあたしの頭を撫でた
「よかった…」
笑顔でゆっきーを見る
真「ゆきむら───っ!!!!」
勢いよく扉が開いて汗だくの弦一郎が入ってきた
幸「弦一郎、ここは病院だよ。静かにしなきゃ」
真「…」
切「だから大丈夫だって言ったじゃないっすか…あれ?リリ先輩」
弦一郎とは違う爽やかな汗だくの赤也が入って来た
同じ汗だくでも全然ちゃうな…
幸「弦一郎も赤也も心配をかけてしまってすまなかった」
何も言わずにゆっきーを見つめる弦一郎
赤也もきっと弦一郎の気持ちをわかってるから茶化さへん
それから、ゆっきーとしばらく話して合宿所へ戻った
「弦一郎!!絶対全国制覇しよな!!」
帰り道、跡部の車には乗らずに三人で歩く
真「当たり前だ。俺たちは必ず全国制覇する」
切「リリ先輩、俺に期待してて下さいよ」
「赤也すぐ暴走するやん」
切「う…」
こうしてあたし達があるのはゆっきーがいるから
ゆっきー、早く戻って来てな
真「何を余所見している!!早く来んか!!」
切「リリ先輩置いてきますよー!!」
「ちょお!!待って!!歩幅がちゃうねんから!!」
弦一郎と赤也の間に入って二人の手を握ると弦一郎にかなり嫌な顔された
やけどなんか今は手が繋ぎたいから離さへん
この手があたしを全国制覇へ導いてくれるんやって思うとますます握る力が増した