seasonーspringー
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切「リリ先輩!!」
外に出るなり赤也が走ってきた
「どしたん?」
切「幸村部長の話聞きました?」
「ゆっきーの話?知らん…何?」
息を切らせてる赤也ん見てると不安になる
赤也の次の言葉が聞きたいけど聞きたくない…
切「柳先輩から連絡があって…」
額の汗を拭いながらあたしを見つめる赤也
怖い…
怖い…
怖い…
切「しばらく面会しゃ…ぜつ?だそうっす」
首を傾げながら言う赤也
「面会できひんくらい悪いってことやんな?」
切「多分」
「弦一郎はどこ?」
切「副部長なら練習してるっすよ」
弦一郎やもんな…
「わかった、あたし弦一郎んとこ行って来る!!」
切「俺も行きます」
走り出したあたしについて赤也も走り出した
「弦一郎!!!」
真「どうした?」
跡部と何やら話してた真田が歩いて来た
「ゆっきーがっ」
息があがっててソコで言葉が切れた
真「幸村がどうしっ」
そう言うなり目を見開き猛ダッシュしていった
「ちょっ!!弦一郎!?赤也!!」
切「えーっ」
一瞬にして背中が小さくなった弦一郎。あたしじゃ追いつくわけがない
「弦一郎勘違いしてるやん!!早く追いかけて!!」
切「へーい」
めんどくさそうに返事をしたかと思うと、赤也も凄いスピードで行ってしまった
跡「何があったんだ?」
振り返ると跡部と近くにいた白石君が心配そうに寄って来た
「いや、ちょっと…」
蔵「あの真田があんな動揺して行ってまうなんてよっぽどやろ?」
それは弦一郎が話を聞かずに勝手に勘違いしたからやねん
跡「何があったんだ?」
探るような目で見られて怖くなる
「あたしもよくわからへんから…またちゃんと話すし!!」
あたしが背中を向けようとしたら跡部に呼ばれた
跡「歩いて行くつもりか?待ってろ」
跡部はそう言うと携帯電話を取り出した
よくポケットに入れたまま運動できるな…
跡「すぐに車が来る。門で待ってろ」
携帯をしまう跡部にお礼を言うと門に向かった