seasonーspringー
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「明日も雨降るんかなぁ」
真「止みそうにないな」
雨が降って練習は中止
食堂から外を見ると雨がきつくなってる
切「試合したいっす」
「そう言えば白石君と試合したん?」
切「しましたよ!!あの人スゲェ強かったっす!!雨が降ってきたから決着はついてないんすけどね」
「そうなんや」
真「白石は基本に忠実だ」
切「はいはい、わかってるっすよ」
赤也は弦一郎の話を遮りエビフライを頬張った
「てかさ、別にこのメンバーで毎回食べる必要なくない?」
周りを見れば色んな学校同士で食事してる
全員揃ってるのはうちだけ
まぁ、朝は白石君がいたけど
切「リリ先輩、俺は別にバラバラでもいいっすけど真田副部長はどうするんすか?」
確かに…
真「なんだ?」
同情の眼差しで弦一郎を見たものの鈍いってゆーか図太い弦一郎にはわかるはずもない
「赤也、誰かと食べたいなら食べていいからな。弦一郎はあたしがいるから」
切「リリ先輩がいるなら俺も別にいーっすよ」
「そう」
結局、これからも三人で食事することになった
「そや、さっき精市から連絡きてん」
切「えぇ?!いつっすか?」
「15分くらい前?」
切「えー!なんでかわってくんなかったんですか!俺も幸村部長と話しかった!」
残念そうな赤也
可愛いなぁ、もう!
真「それで?幸村はなんと言っていた?」
「ん?元気にしてるかって!2人が頑張ってるか気にしてたよ」
真「そうか。体調は?」
「電話できるんやから大丈夫って言われたわ」
声は少ししんどそうやったけど、2人に伝えるのはやめた。
切「次、かかってきたら教えて下さいよ?」
「わかった」
真「リリ」
「弦一郎もやろ?わかってるって」
切「あー!早く幸村部長に会いに行きたいっすね!」
真「うむ…赤也」
切「何すか?」
真「お前、宿題はちゃんとやっているんだろうな?」
切「へ?」
「そういや、赤也…テキスト持って来てる?」
出してるの見たことない…
切「やっやってるっすよ!」
これはやってないな…
真「そうか。ならば見せてみろ」
切「えぇ?!いや、いいっすよ!」
真「見せられないのか?」
跡「真田、ちょっといいか」
ナイス跡部!
「弦一郎、赤也のテキストはあたしが見とくから行ってきぃや」
真「あぁ。頼む」
弦一郎が席を立った途端、赤也がため息をついた
「やってへんねやろ?」
切「危なかったっス」
「手伝うから、とっておいで」
切「ウッス」
赤也は急いでご飯を食べ終えると走ってテキストを取りに行った
「侑士ー!」
侑「なんや?」
優雅にお茶してる弟を巻き込み、弦一郎の雷が落ちなさそうなページまでひたすらテキストをやった