seasonーspringー
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「あーっ!!」
こうも人数多いとドリンクの量もはんぱない!!
千「リリちゃん!!」
「ん?」
千「重そうだね、手伝うよ」
清君がニコニコしながらカゴを持ち上げた
「いいよ!!選手にそんなことさせれへん」
千「いーの!!女の子に重いモノ持たせるなんてできないよ」
「ありがと。でもそんなん言うたら重いモノ持つとき毎回呼ぶで」
千「リリちゃんなら大歓迎だよ!!リリちゃんに呼ばれるなんてラッキー♪」
「清君、うさんくさいで」
千「へ?」
「発言が本気か嘘かわからん」
千「全部本気だよー」
うわー、嘘くせー!!
その笑顔は嘘くさいって!!
千「そうだ!!リリちゃんが丸井君と付き合ってるって聞いたんだけどほんとなの?」
「へ?あー、うん」
そう聞かれたらなんか恥ずかしい
ブン太を彼氏です!!とか言う機会とかってないし、改まって言うと照れてしまう…
千「え──っ?!ショック!!」
「何でよ!でも何で知ってるん?」
千「忍足君が言ってたんだ」
「侑士が!?」
あいつまたいらんことゆーてんちゃうやろな…
切「リリ先輩!!」
赤也が前から走って来てあたしと清君の間に割って入ってきた
「どしたん赤也?」
切「いや、なんか仲良さそうにしてっから…」
赤也が不機嫌そうに清君を睨んだ
「そりゃ、清君とは友達やもん」
切「そうなんすか?なんかそうは見えないっすけど…」
千「や、やだな!!そんなに睨まなくたって何もしないよ」
苦笑いしながら赤也に話す清君
「赤也、清君はドリンクが重いやろうからって手伝ってくれてるの」
赤也は口をとがらせて俺に言ってくれれば運ぶのにってすねた
清「切原君は先輩想いなんだね」
切「はぁ?!」
清「だって丸井君のいない所で俺とリリちゃんが仲良くしてたから来たんでしょ?」
清君の問に鼻で笑う赤也
切「んなワケねーじゃん。俺としては丸井先輩なんかとはさっさと別れて欲しいし」
「なっ!?赤也!!」
切「リリ先輩が男といんのが気に食わねぇだけ」
赤也の返事に清君は驚いたらしくキョトンとした表情のまま固まってしまった
切「俺としては丸井先輩はいねーし、邪魔はいないわけだから今回の合宿はチャンスなんすよね」
眩しいくらいの笑顔で言った赤也にこの合宿が一気に不安になってしまった
「赤也、あたしはブン太と別れへんてば」
切「わかんねーじゃん」
「わかるもん」
切「何で?」
真「赤也っ!!こんなとこにいたのか!!」
切「げっ?!真田副部長!!」
弦一郎は赤也が練習をサボったのを怒るとランニングを命じた
何やってんのよ…