seasonーwinterー
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病院から出るともう夕方になってた
「鞄取りに行かな!!」
丸「何やってんだよ」
前を見るとブン太が立ってた
「何してるん?」
丸「俺が聞いてんだろ」
あたしの鞄を差し出しながら言うブン太
「ゆっきーのとこにちょっと…」
丸「俺にチョコ渡すって出でったきり戻って来ねぇってみんな心配してたぞ」
どうしよ…
丸「赤也が必死に探してた」
「…」
丸「お前が行く場所なんてんなねーのにな」
「赤也は?」
丸「真田に言われて帰った」
「そうなんや」
丸「てかさ」
「ん?」
丸「赤也が好きだったんだな」
あたしを見たブン太の目がすごく悲しそうで胸が締め付けられる
丸「言えばよかったじゃん」
「…」
丸「俺には言いたくなかったわけ?」
「違う!!そうじゃない…」
丸「ま、いーけど」
そう言って先に歩き出すブン太の手を掴んだ
丸「!?」
「あたし…」
久々に触ったブン太の手
なんか、わかったかも
あたし…ブン太がいいんや
丸「何だよ?」
「あたしはっ」
丸「泣くな。泣かれても…何もしてやれねぇ」
「あたしっブンっ太がっ」
丸「やめろ。赤也を選んだのはお前だろ?」
そうやけど…
でもっ、わかったんやもん
やっと気づいたんやもん
「好き、あたしブン太が好き」