｢今年中にしなあかんこと…｣

カレンダーを見ながら考える

とりあえず赤也と普通にできるよーに頑張りたい

あ、跡部にクリスマスのお礼も言いたい

清君にケーキもあげたい

ブン太に一体あたしんことどー思ってんのかも聞きたい

仁王の言ってたあたし争奪戦ってのがもしあたしの彼氏に立候補って意味なら真面目に考えな…
って自惚れすぎやな
さすがにそんなんに蓮二が参加しようなんて言わへんか

｢うーん｣

ベッドに倒れ込むと目の前に逆さまの侑士の顔があらわれた

侑｢どなしたん？｣

｢あたしってモテへんよな｣

そう言うと侑士が必死に何でや?!って聞いてきた
うざい

｢なんかわからん｣

白石君を想うと胸がキュンってなんねん
やけどブン太といるのは心地良い
赤也のキスはビックリしたけど…もし赤也があたしを好きならそれはそれで嬉しい…

｢でも付き合うってのとはちゃうなぁ｣

やっぱわからんや!!

なんか考えんのめんどくなってきた!!

｢侑士って好きな子とかいる？｣

侑｢へ？何やいきなり…｣

｢いや、聞いたことないなぁって思って｣

侑｢好きな子はおるよ｣

ニッコリ笑った侑士

｢まじで?!｣

侑｢まぁリリが一番やけど、一応彼女おるしな｣

ガーンっ

むっちゃショック!!侑士に彼女がいたなんか知らんかった!!
侑士に彼女…
侑士に彼女やで!!

うっわぁ!!見てみたいわ!!